2021/5/22

インド株より、アメリカ株だ!

 コロナウイルスの猛威は依然としてすさまじいものがありますが、ここに来てある程度姿が整理されてきました。
 1 震源地の独裁国家中国は、権力と暴力で封じ込めに成功した。
 2 欧米の民主国家は、民主国家であるために封じ込めに苦労したが、ワクチン接種の進行により、先が見えてきた。
 3 新興国、なかんづくインドは変異株(通称インド株)により、危機的な状況である。
 
 我が国日本は、本来上記2のカテゴリーに入っているわけであり、であるとするならば欧米並みにワクチン接種が進んでいても不思議ではない。
 私は、アベノミクス・クロダノミクスに象徴される政治体制を支持しており、その流れをくむ現政権も基本的には支持しております。
 しかしながら、この間のコロナ対応はお粗末の一言に尽きます。
 一 昨年の緊急事態宣言終了後、まだ収束していないにもかかわらず、GOTOキャンペーンなる馬鹿げたことを推進した。
 二 冬になり、第三波が来ているのが明白であるにもかかわらず、グズグズして年明けまで宣言を出さなかった。
 三 感染者数がさほど減ってもいないのに、3月末で宣言を解除した。
 
 その結果が今、インドから来た変異ウイルスによる第四波及び、三回目の緊急事態宣言であります。
 この際、徹底的にインド株を撲滅するまで努力し、と同時に収束した時期に備え、ワクチン接種が進み経済が回復しつつあるアメリカ株を買う時であります。
 アメリカ株と簡単に言っても、資産形成の初心者におかれましては何をどう買ってよいか、判らないかと存じます。
 簡単です、「アメリカの株式市場そのもの」を買えばよいのです。
 すなわち株式市場、株価の指標となる「株価指数」に採用されている会社の株を、まとめて買えばよいのであり、そのような金融商品を、「インデックスファンド」と呼びます。
 その代表格が「S&P500インデックス」であります。
 この株価指数のベスト5銘柄は、
 マイクロソフト、アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾンであり、この5社だけで日本全体の株価時価総額に匹敵する株価総額となっている、まさに世界最大の株価指数です。
 
 インド株に苦しむ今、株だの資産運用だの言っている場合じゃないとお思いの貴方、こんな時だからこそアメリカ株を買い、自分と世界の経済回復・繁栄にその力・お金を振り向けるべき時なのであります。
 そして、世界最悪の独裁国家から始まったこの不幸が、世界最大の民主国家で一日でも早く収束することを、皆で応援し祈りましょう!