2021/6/1
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石を蹴飛ばし、玉をさがそう!2 |
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私が評価する二人目は、T大教授の柳川 範之氏です。 当欄で再三述べていますが、我が国の学者、エコノミスト、評論家の9割はカスです。 特に大学教授、なかんづく経済関連の教授は、「けいざいがく」なる「机上の空論」を学び、信じている「お花畑の住人」であり、まあほとんど役立たずの輩です。 とはいいつつも1割の例外はおり、その中の一人が柳川氏です。 1 T大という、とりあえず日本においてトップとされる大学の教授であります。 事情は存じませんが高校を卒業せず、大検に受かり、その後某大学の「通信課程」を卒業しました。 働きながら学び卒業されたのでしょう。その後T大の大学院に進み、博士号を得て、今日に至っております。 もっとも、苦学し教授になったからといっても、アホではしょうがないのですが、氏は違います。 以下、最近の経済誌に寄せた文章をご紹介いたします(要約)。 一 世界には、日本よりもはるかに高い成長を期待できる国や企業がある。たとえ日本国内の成長があまり高くなくても、それらの国や企業に的確に投資することができれば、高いリターンを得ることができる。 二 大きな額の金融資産を抱えている一方、少子高齢化が進展する日本においては、資産運用力を高めて、世界の高い成長力を金融のリターンとして取り組むための努力をするべきである。 まったく同感であり、私が今まで述べていることと100パーセント一致いたします。 それに加えて、私なりの見解を述べるならば、 三 ①少子高齢化の進展により、経済成長が厳しくなることが予測されるが、しかし人口減に安住せず、移民や難民を積極的に受け入れるべきである。 ②さらには、アトキンソン氏が推奨するように最低賃金を引き上げ、労働生産性を高め、 ③たとえ低率であっても、「経済成長」を目指すべきである。 日本経済成長のために、日本企業に投資し、と同時に 自由と民主を弾圧する国家に属する企業には絶対に投資せず、 自由と民主の大国米国と、成長する世界投資しましょう! |
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