2021/6/4

個別株より、集合株投資をしよう!

 今我が国では約3000社の会社が上場しています。ということは、これから先個別株投資をしようと思うならば、この3000社の中から、自分に合った会社、さらに言うならば、ぶっちゃけ株価が上がる会社を選らばなければならないわけで、それはそれは大変な事です。
 
 そもそも、個別の会社、個別の経営者にはロクでもないのがウロチョロしています。
 1 日本を代表するY新聞社
 この会社のトップって、誰だと思いますか?社長?会長?ノー!この会社のトップは、通称ナベツネという95歳のGGなのです。
 95ですよ、95。しかもオーナー経営者ならいざ知らず、単なるサラリーマン経営者のGGがいまだにトップでいるなんていうのは、ほとんど狂気としか思えませんな。 
 まあ本人のノーミソはほとんどあの世に行っちゃってるので意識はないのでしょうが、そんなゾンビをいまだにトップとして仰ぎ見ているなんて、ほとんどブラックジョークとしか思えません。
 こんな新聞が日本で最高部数であるなど、これまたブラックジョークとしか思えません。
 
 2 D生命
 という生命保険会社がありまして、社名は日本語に訳すと「一番」なのですが、会社としては、日本第二位の生命保険会社です。
 この会社の会長がWというGGなのですが、先日新聞社(Y新聞社ではない)主催のセミナーで講師をしたらしいです。
 テーマが「教育を語る 未来から学ぶ」だそうです。
 
                     ところで、このD生命
 
 昨年90歳のBBが、顧客をダマし約20億円ものお金を懐に入れていた犯罪が発覚しました。
 本人が捕まるのは当然としても、20億円もの金を、20年以上にも渡ってダマしとってきたわけで、当然社長や会長の使用者責任も問われるべきであります。
 山口組の末端組員が犯罪を犯したら、六代目組長が「使用者責任」を問われる、そんなご時世なのです。
 
                      にもかかわらず、
 
 この会社の会長のWなるGG、寝ぼけた顔して、「教育を語り、未来から学ぶ(笑)」などと寝言を言っている。
 「教育すべきは、まずお前の会社の社員だろ!」「学ぶべきことは、詐欺BBを出さない社員づくりだろ!」って話ですよ、違いますか?
 
 3 L製菓
 日本を代表する(と言っても創業者も会長も外国人だが)菓子メーカー、「お口の恋人」L社の新社長にTなる人物が就任するようです。
 このTなる人物、日本を代表するアパレルメーカーの社長になったが、数年でクビになりました。その後日本を代表するコンビニチェーンの社長になりましたが、これまた数年でクビになりました。
 要するに、「社長をやった」だけで、なんの実績も残さなかった無能人物です。
 こんな輩を社長にするなど、ほとんどブラックジョークとしか思えませんな。
 
 というわけで話を戻しますが、3000社もある会社の中には、もちろん真面目で良い会社もたくさんございますが、前述したようなスットコドッコイな会社もあります。
 このような中から、5年後・10年後に伸びる会社を見つけるなどというのは、至難の技であります。
 であるとしたら、投資の初心者の方は、どう考え、何に投資したらいいのか?
 答えは簡単です。個別の会社ではなく、「株式市場全体」に投資すれば良いのです。
 「株式市場全体」に投資する、すなわち株価指数に採用されている会社の株をまとめて買う「インデックスファンド」を買えばいい、ただそれだけのことであります。
 
 情報過多社会の今日、資産形成においてもさまざまな情報が乱れとんでいますが、真実は一つしかございません、
 インデックスファンドを買い、さらにインデックスファンドを買い、さらにさらにインデックスファンドを買い、資産を増やしましょう!