2021/6/6
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ニセアドバイザーにご用心 |
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「投資助言に対価模索」、3地銀、N証券と新会社(6月2日 日経) 上記新聞記事の内容を要約すると、 1 証券業界トップのN証券と、地方銀行3社で新会社を作り、 2 個人に投資を助言する。 3 登録した会員から受け取る年会費を収益源とする。というものです。 一 業界トップの証券会社といえば、さぞ資産運用のノウハウに長けていると思われますが、答えはノーであります。 何故ならば同社がトップであるのは、金持ちの顧客に高い金融商品を売りつけ、その手数料をがっちり稼ぎ、さらにはこのことを何回も繰り返し、さらに多くの手数料を分捕ってきた、からに他ならないからであります。 「(顧客の)資産運用のノウハウに長けている」のではなく、「(顧客から多額の手数料を分捕り)、社員と会社の資産を増やすことに長けている」というのが真実なのであります。 二「個人に投資を助言する(笑)」って、この会社の主力商品、通称1兆円ファンドの成れの果てをご存じですか? 基準価額1万円でスタート、長らく元本割れが続き、20年たってやっと1万2千円(笑)、20年でプラス20パーセント、年平均でたかだか1パーセントですよ(大笑い)、この程度なら小学生でも運用できる、どの面下げて、「投資を助言する(大爆笑)」というのかね。 三 というわけで、こんな会社の会員になったら、毎年毎年莫大な会費を取られておしまいであり、「ドブに金を捨てる」とは、このことに他なりません。 ちなみにこの会社、日銀審議委員時代に黒田総裁の提案にことごとく反対した、すなわち株価を上げ、雇用を増やし、自殺者を減らしたクロダノミクスに反対した、すなわち株価を下げ、失業者を増やし、自殺者を増やすことを主張したアホエコノミストのKを、いまだにグループで雇用しているわけで、というわけでこんな助言会社入会したら、会費の一部がこのパーの給料にゆくこととなります。 ちなみに、業界第二位のD証券は、「評価額の合計に応じて手数料を取る」 第三位のS証券は、「成功報酬を取る」とのことですが、 「会費」であれ、「残高報酬」であれ、「成功報酬」であれ、その内容は全て同じ、 「ドブに金を捨てる」このことに尽きます。 資産形成、資産運用において、真に頼るべき者は、どこの会社にも属さず、どこの会社から1円の金をもらっていない、真に独立した金融の助言者「独立ファイナンシャルプランナー」であります。 「ドブに金を捨てる」のではなく、未来のために賢い投資をいたしましょう! |
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