2021/6/15
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個別株から、集合投資の時代へ! |
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仕事柄、経済雑誌を定期購読しています。 今秋号の「週刊東洋経済」の特集は、「株の道場(会社四季報夏号先取り)」です。 小見出しで、以下の記事が紹介されています。 1 増収に転じる今期 本格的な利益成長へ 2 株価乱高下 その先は 3 出遅れ日本株の見直し買い進む 4 外国人の売り仕掛けで夏場急落も 5 揺れる金融市場の今後 6 個人投資家3000人アンケート 7 株式投資の必勝法 8 最新四季報の7大ランキングに注目 9 テーマで探す 10 需給で判断 11 株価チャート、自己株買いで儲ける 12 米国株投資で儲ける 13 株価2倍を狙える少額株 Q:資料を含めてページにして約50ページ、さて皆様にとって必要なのはどの項目でしょうか? A:1~14まで、全て不要!まあ、読むだけ時間の無駄です!! 何故ならば、 上記の記事は全て「個別株投資」の記事だからです。もちろん、株式投資の原点が個別株投資であることは事実ですが、 一 20世紀においては、そうであったが、 二 20世紀後半、投資信託という商品が出来て、 三 1980年代には、株式市場そのものを買うインデックスファンドが出来て、 四 しかもそれに投資すれば、30年で10倍に資産が増えるということが、歴史的に証明されている。 五 したがって、お金と時間の余裕のある人が個別株投資をすることはよろしいが、 六 日々、仕事や生活に追われ、さほど金銭的余裕のない人が個別株投資するなどというのは、かなり無理がある。 七 仕事や生活を優先し、資産形成は、余計なことを考えず、インデックスファンドにお金を積み立てるべきである、と考える次第です。 冒頭に書いたように、「会社四季報・夏号」が書店の店頭に並びます。 私自身、20世紀においては個別株投資をしていましたから、毎回買っていました。 一方で、小汚いGGが金を惜しんで立ち読みしているみにくい光景も、よく見ました、おそらく今でもそうだと思います。 四季報を立ち読みする時点で、知性も品性も財布の中も貧しい貧乏人であることが明白であり、このようなみにくい老後をおくらないためにも、以下のことを実践していただきたい。 「20世紀は個別株投資の時代だった。そして21世紀は集合株投資の時代である」、明るい未来に向けて、インデックスファンドに積立投資をするべし! |
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