2021/7/1

米国上昇、日本停滞、中韓崩壊!

 2021年7月1日、今年もはや後半戦に入りました。
 コロナで明け暮れた2020年を第一ステージとすれば、ワクチンが普及しはじめ、希望が見えはじめた今年前半が第二ステージであり、これからの第三ステージは、これらの希望を現実に変えることとなると思います。
 
 1 米国、長寿投信から個人マネー流出。指数連動型にシフト(6・30日経)
   一 運用歴の長い世界でも著名な投資信託から資金が流出している。
   二 これらの多くはコストの高い(といっても年1パーセント以下ですよ)アクティブファンドである。
   三 その分コストの安い(年0.1パーセント前後)インデックスファンドに流れている。
 
  資本主義の牙城、株式投資の大国である米国において、コスト&パフォーマンスの面において、インデックスが優位であることを、多くの国民が知っている、なによりの証拠です。
 
 2 ファンドラップ競争過熱、預金膨張の地銀に攻勢(6・30日経)
   一 大手証券が開発し、今や大手銀行の展開しているあの悪名高き「ファンドラップ」、これを地方銀行に売り込もうとしいるとのこと。
   二 もともと地銀というのは、大手銀行より規模が小さく当然利益も少ない。それに加え現在の低金利ではさらに利ザヤも少なくなっている。
   三 このような状況で手っ取り早く儲けるために、「ファンドラップ」を導入し、地方の金持ちGG・BBから金をむしり取ろうという魂胆である。
 
                        なにしろ、
 
 「ファンドラップ」の平均コストは、年2パーセント、これに加え大手行へのコストを足すと、おそらく年3パーセントくらいの商品をGG・BBに売りつけるものと推察される。
 
 3 中国・韓国のバブルは、遅くとも2025年までには崩壊する。
 GDP世界第二位、いずれは米国を抜き第一位になると豪語する中国だが、その実態は国家主導の粉飾決算である。
 その証拠に、
   一 中国サッカーリーグ(Cリーグ)57チーム中、20チームが経営危機である。
   二 バブルを支えてきた不動産業が、この間バタバタ債務超過、またはそれに近い状態になりつつある。
   三 さらには、準国営の不良債権処理機関まで、経営危機に陥っている。
 
 かたや、歴史的にも経済的にも中国のパシリである韓国では、
   一 株価・不動産価格共に、史上最高値である。
   二 しかも、その原資たるや多くは借金である。
 
 この文章を読んで、何か気が付きませんか?そう、かつての日本のバブルとそっくりなのであります。
 そして、そのバブルが崩壊した後の苦しさは私たち日本人が、よーく知っていることです。
 
                        結論
 
 ①自由と民主の大国、そして資本主義の牙城である米国は、さまざまな問題を抱えつつtも、しかしそれなりの賢さをもって富を増やしつつある。
 ②これに対し我が国日本は、「毎月分配投信」だの、「ファンドラップ」だの、どうしようもないゴミ金融商品をGG・BBに売りまくっている。
 ③(自称)共産主義国家が資本主義経済を利用する国、その国のパシリである国においては、無理に無理を重ねたツケが必ず、しかも5年以内にやってくる。
 
 以上のことをふまえた時に、私たち、なかんづくこれからの時代を生きる若者が取るべき行動は、
 日本・米国・世界の株式市場に連動するインデックスファンドに投資し、
 自分、国家、世界の富を増やし、
 自由と民主の大樹を育てること、であります。