2021/8/2

犬は吠える、キャラバンは進む!2021盛夏

 オリムピックはさまざまな声の中開始し、順調にその歩みを続けています。
 我が国におけるワクチン接種率は4割を超え、その結果当然ながら重症者、ベッド使用率は減り、死亡者に至っては最悪期の十分の一以下まで下がっており、ということはコロナは今や「ただの風邪」になったのであります。
 
                       にもかかわらず、
 
 「感染者が多い」、たがそれだけの理由で、緊急事態宣言が再び拡大し、さらには知事会は旅行・帰省の自粛等を要請するとのことです。
 まったくバカとしか言いようのない状況であり、まあこの連中に何かを望むのは不可能です。
 
 政治家がバカなら、例えばエコノミストの呼ばれるヤツラがそうでもないかというと、これがまた輪をかけたバカばかりです。
 ある日の日経新聞のコラムです。(題名:円安でカニが買えなくなる)
 「過去半世紀、我が国でな円高は悪、円安は善という考え方が根強い。こういった考えを卒業できていない。いつまでも100円程度というぬるま湯レートに甘んじているようでは、いつしか日本の食卓からカニが消えてしまう」(ペンネーム:与次郎)
 
 まあ、引用していても嫌になるくらいバカな文章です。
 1 そもそも、円安でカニが食べられなくなっても日本人は全く困らない。
 2 そもそも、我が国で根強い考え方は、日銀プロパーを始めとする「円高は善、円安は悪」という考え方であって、だからこそ「失われた20年」「デフレスパイラル」が終わらなかったのである。
 3 「円高は国力、円安は国益」これこそが正しい回答であり、これは今時小学生レベルの知恵である。
 4 円安が国益となることは、この間のクロダノミクスの成果により、歴史的・科学的に証明されている。
 5 与次郎っていうオッサン、おそらく学者かエコノミストの出来損ないだと思うが、小学生以下の知能しかないので、アホ次郎かバカ太郎に改名したほうがよろしい。
 
 円安こそは、日本国民が保有する海外資産の価値を高め、すなわち例えば米国株投信の円換算価格を上げる、まさしく国益をもたらすのであります。
 
 政治家がバカ、エコノミストがバカでも国民が賢明ならよろしいのですが、残念ながら国民の一部にも困ったチャンがおります。
 ラップ口座を始めとする「お任せ投資」に多額の手数料(ボッタくり手数料)を何の疑問も持たず支払う方々です。
 スマホお手軽投資・ワンコイン口座、ロボアドバイザー口座、ラップ口座等々、これらは全て「お任せ」と称して、毎年毎年1~3パーセントの手数料を分捕る文字通り「ボッタくり」口座です。
 最近ではさらに悪徳な商品が出てきており、業界首位のN証券系のESG投信にいたっては、なんと年間手数料が5%!です。
 セロ金利、下手すればマイナス金利のこのご時世に「5パーセント」ですよ、マジここまできたら、もはや犯罪レベルですよ。
 
 というわけで、我が国のごくごく一部ですが、どうしようもない愚鈍な輩がおり、それをマスゴミ・ゴミ野党・センモンバカが助長するから、国全体の沈没はもはや止まりません。
 
 沈んでゆく船(国)にしがみついていたら、自分自身も沈んでしまいます。
 国にしがみつくのではなく、国がどうなろうと自分の生活・資産を守らなければなりません。
 そのためには、伸び行く世界に投資し、その果実を手に入れるならば、たとえ国がどうなろうと貴方の人生・生活は全く微動だにしません。
 
 皆様の成功・繁栄をお祈りいたします。