2021/8/12

個別株から、集合投資へ!

 これからの時代、貯蓄のみで資産を増やすのはかなり厳しい、貯蓄に加え投資も資産形成のための大きな武器として考えるべきであると、述べてきました。
 そして、投資を考えた時に個別株投資も悪くないが、大局的・長期的に考えるならば集合株投資、すなわち投資信託を柱にするべきであるとも述べてまいりました。何故ならば、
 
 1 みずほ銀行
 約20年前、テレビで、「みずほさん、みずほさん、みずほさんに相談しましょう」というコマーシャルが流れました。自社の宣伝に、自分の社名に「〇〇さん」をつけるバカ会社を初めて見ました。
 この会社、①発足直後に大規模なシステム障害を起こし、②数年後に再びシステム障害を起こし、③さらに性懲りもなく今年の2月、三度目のシステム障害を起こしました。
 何度も同じ失敗をし、しかもその失敗から何も学ばない、まさしくバカ会社そのものであり、その象徴が上記のバカコマーシャルなのであります。
 
 2 第一生命
 昨年、この会社の90歳のBB社員が顧客をダマし、20億円もの金をせしめていたことが判明しました。
 社員は当然解雇、顧客へは会社が補償する等のことは当然であります。ところがですよ、この社員を雇っていた経営者はたかだか数か月の減俸処分であり、誰一人として責任を取って辞めないのです。
 辞めるどころか、この会社の会長、すなわちトップの渡辺というGG、日経新聞主催の教育セミナーでなんと講師(笑)をしているのです。
 しかも、その題名が、「教育を語る、未来から学ぶ」(大笑)ですよ。
 語るべきは、詐欺社員を出し、世間に迷惑をかけたことの反省の弁であり、学ぶべきは詐欺社員を出さない管理体制だろ!て話しですよ!
 こんなパーを講師として呼ぶ日経も日経ですが、呼ばれて恥ずかしくもなく人前に出てくるボケぶりもひどいものであり、おそらくその辺の判断能力もほぼゼロなほど、ボケが進行しているのでしょう。
 
3 ロッテ製菓
 新社長に玉塚というオッサンが就任しました。
 この男、ユニクロの社長を任されたが能力ゼロでクビになり、その後口先三寸でコンサルタントみたいな仕事していました。
 その後、ローソンの社長を任されましたが、能力ゼロで会長という名のどーでもいい役職に棚上げされたあげく、M資金詐欺という、今時認知症の老人しかダマされない詐欺にかかり、あっさりクビになりました。
 こんなパー、もう雇う会社ないと思っていたら、今度はロッテの社長(笑)ですよ。
 しかしてその実態というのは、韓国ロッテが大赤字であり、その補填のため日本のロッテの金を利用する、そのためには頭カラッポな奴を日本の社長にしておいた方が、資金移転がしやすい、というのが実体らしいです。
 
 4 結論 
 上記の三例はあくまで例外、それも最悪の例外であり、多くの日本企業はまともな会社、まともな経営者であります。
 とはいいつつも、3千社もある日本の上場企業の中から、自分に合った、そして将来伸びるであろう会社を選ぶというのは至難の技であります。
 であるならば、個別企業に投資する個別株投資ではなく、株式市場そのものの将来性を買う集合とうし、すなわち株式投信を買うべきである、というのが私の真意であります。
 
 皆様の成功と繁栄をお祈りいたします。