2021/8/27

ゴミが作って、アホが買う!

 本日付け朝日によりますと、あるバランス型ファンドが9月で早期償還するとのことです。
 
 1 運用会社アムンディジャパンの「あんしんスイッチ」なるファンド。
 まず。このアムンディなる会社ですが、欧州一の資産運用会社(笑)だそうです。欧州、すなわちアングロサクソン民族、すなわち狩猟民族の末裔ということになります。
 私たち農耕民族のように、土を耕し、種を植え、水と肥料をやり、時間をかけて作物を得るのではなく、目の前の獲物を短期で力づくで倒す、これが狩猟であります。
 当然ながら相手(獲物)は敵であって、それは現代で言えば顧客にあたるわけであり、まあ敵とはいわないまでも、単なる儲けの対象でしかありません。
 
 「あんしんスイッチ」という商品名も笑わせてくれますが、最近はやりの「損失限定型」とかいうやつで、Aという資産が下落したら、Bという資産に乗り換えて損失を抑えるというわけです。
 
 2 2017年に1万円でスタートし、一時はプラス230円(たったの200円って、ガキの使いの駄賃にもならない(笑))まで値を上げました。
 しかし、昨年のコロナショックで株価が暴落した際、債券にスイッチし、以降株式をゼロにしました。
 私が暴落時に予言した通り、株価はまたたく間に回復し、多くのファンドが値を上げました。
 ところがこのファンド、債券中心にしたため、株価上昇の波に乗れず、価格は9千円まで下落しました。
 
 3 この間、純資産価額は2300億円まで膨れ上がりましたが、最後は320億円まで下がりました。
 関係者によると、「損失限定型」なるファンド、退職金を振り向けた高齢者や、定期預金を解約した初心者をダマして、規模を拡張してきたらしい。
 
 4 しかも、この間のコストたるや、①信託報酬1.234パーセントン②保証料0.22パーセントという、ゼロ金利のこのご時世において、ボッタくりバーなみの悪徳コストであります。
 
 5 今回のファンドに加え、同じくアムンディのファンド及びりそな系のファンドも短期で償還となりました。
 狩猟民族で、顧客を儲けの対象としか考えていない会社&農耕民族ではあるが、ゴミ銀行系の運用会社で、すなわちチンパンジー以下の知性しかないやつが、ファンドマネージャー(笑)と自称してる会社のゴミファンドの、当然すぎる結末であります。
 
 当欄において、私が何度も述べてきたように、
 一 そもそも、バランス型、アクティブ型ファンドなるものは、その名前を見た時点で目論見書をゴミ箱に捨てるべきクズファンドである。
 二 仮に上記のファンドで好成績を上げたファンドがあったとしても、その程度の成績はインデックスファンドの多くが上げており、
 三 信託報酬にいたっては、断然インデックスファンドの方が安い。
 
 以上のことをふまえ、これらの反面教師に学び、賢明な投資をなさることを、切に願うものです。