2021/8/29

スポーツと経済

 東京オリムピックは大成功に終わり、東京パラリンピックもまた、宇都宮健児を筆頭とするゴミの妨害をものともせず、順調にその歩みを続けています。
 とはいつつも、これらの大会について、何の問題もないわけではありません。
 1 真夏の8月に開催するという、IOCのルール。
 2 コロナという非常事態にもかかわらず、大会を予定通り8月に開催しようとしたIOCの姿勢。
 
 この二つの源泉は、ズバリ「カネ」です。
 すなわち、もともと開催国の自然条件に沿って開催時期が決められていた(例:1964年と東京大会は10月、2000年シドニー大会は9月)ものが、現在は真夏にしか行われないこととなりました。
 その理由は、
 一 オリムピック経費の最大原資であるテレビの放映権料、
 二 その最大の出し手である米国のテレビ局が、
 三 米国において、主要スポーツの佳境の前であり、かつ夏休みであるということで、視聴率が稼げる8月に開催するようIOCにごり押しし、
 四 カネの力に負けたIOCがひれ伏し、
 五 例えば、サッカー女子の決勝を真夏の11時開始という、正気の沙汰とは思えないスケジュールを組むという醜態をさらしたわけであります。
 
 このような状況を見て、ニューヨークタイムズは、IOCバッハ会長のことを、「ボッタくり男爵」などと揶揄し、アホな日本のマスゴミが面白おかしく報じています。
 ① 「ボッタくり男爵」なのは事実だが、バッハ氏をそうしたのは、カネでオリムピックを買った米国のテレビ局、すなわちオマエラの国の会社なのだよ、ニューヨークタイムズのバカ記者諸君。
 ②さらに言うならば、テレビ局をそうさせたのは、それだけのCM収入が入るという目算があるからであり、
 ③ということは、真の犯人は多額のCM料金を払う米国の大企業であり、
 ④ということは、オマエラの会社の売上の半分(広告料金)を支えている米国の大企業なのだよ、ニューヨークタイムズの大馬鹿記者諸君。
 ⑤それを面白おかしく報ずる日本のマスゴミ、なかんづく朝日新聞社。
   ア オリムピック中止を偉そうに主張しながら、
   イ 自社主催(金儲けの手段)の高校野球は、中止どころか強行し、あげくの果てに毎日2万人の観客を入れるという、恥知らずのゴミ集団に、IOCを批判する資格がないことは言うまでもありません。
 
 今、全世界で生命・自由・人権が失われています。その一方で世界は、「カネ、カネ、カネ」で動いており、悲しいかな、それが現実であります。
 であるとするならば、心ある方々におかれましては、正しく生き、正しく収入を得て、正しく使い、正しく増やす、このことが今こそ求められていると考える次第であります。
 
 お金に色は付いていません。悪い手段で得た1万円札でも良い手段で得た1万円札でも、その違いは誰にも判りません。
 
                       しかしながら、
 
 1万円札を悪い手段で使うか、良い手段で使うかは、それはそれは雲泥の差を呼ぶものであります。
 皆々様におかれましては、自分のため、社会のため、未来のために、良いお金の使い方、増やし方をしていただきたい、切に願うものであります。