2021/9/12

シンプル イズ ベスト

 2021年9月、コロナウイルスが世界を席巻してから、はや1年半が経過いたしました。
 我が国においては、ワクチンが普及し、収束は目の前だというのに、マスゴミは「今日の感染者は」などと、相も変わらず馬鹿の一つ覚えでわめいています。
 
 コロナに限らず、全ての病気・災害・事件・事故において、最大のポイントはただ一つ、「死者」そのものであります。
 したがって、コロナについても、発生直後の昨年ならいざ知らず、今現在注視すべきものは、
 検査者数? ノー、感染者数?ノー、入院者数?ノー であり。
 死者数及びそれにつながるであろう重症者数のみを重視すればよいのであります。
 
 にもかかわらず、マスゴミを中心に何故前述のようなアホな状況が続くかというと、
 1 ワイドショー見ている視聴者の99パーセントは、チンパンジーなみの知性なので、それに合わせている。
 2 したがって、コロナ、コロナ、と喚けば視聴率が取れる。
 3 こんなバカな風潮に異議を唱えるべき政治屋は、しかしながら選挙になるとチンパンジーの票を得ないと当選できないので、これまたそれに合わせている。
 
 というわけで、サル芝居はこれからも当然続くと思われますが、当欄をお読みのホモサピエンスたる、「霊長類ヒト科ヒト族」の皆様におかれましては、ぜひとも「死者数(率)」こそが、唯一最大の指標であることを認識していただきたいと存じます。
 
 さて、これからは資産形成の話になります。
 資産形成において、基本である貯蓄については、特に悩む必要ありません。
 何故なら、全ての銀行が競争をせず、横並びの金利を提示しているわけであり、いいかえればどこに預金しても結果は同じなのです。
 一方、投資は違います。そもそも貯蓄のような元本保証・固定金利の世界ではありません、そしてあらゆる金融機関がとんでもない数の金融商品を、それも毎月のように設定・販売しています。何故ならば、作れば作るほど、売れば売るほど、「手数料収入」が、しかもガッポリ手に入るからです。
 私の推奨する投資信託の世界でも、今現在約6000本のファンドが流通しているわけで、その中から選ぶというのは、普通に考えれば至難の技です。
 しかしながら、選ぶべき指標を一つに絞れば、このことは実に簡単に解決できるのであり、それは、「毎年払うコストが安いファンドを選ぶ」、このことに尽きます。
 
 ①未来は誰にも判らない、ということは5年後・10年後に上がる会社・上がるファンドなど判る人は、地球上に一人もいません、一人もです。
 ②しかしながら、コストが安いかどうかは今この瞬間に、世界中の全ての人が判る、全ての人類がですよ!
 
 であるとするならば、これから先中長期にわたって投資により堅実な資産形成を図ろうとする方々の選択基準は実に簡単です。
 
            「1円でも、1パーセントでもコストの安い商品を選ぶ」
 
 もちろん、実際に商品を買う場合は、それに付随したさまざまな条件をクリアする必要がありますが、とにかく最大の条件は、コストの安いものを買う、このことに尽きます。
 
 コロナにしろ、資産形成にしろ、世の中って、実にシンプルであります。にもかかわらず、ああでもない、こうでもないことを言う人間や、メディアがあるというのは、その理由は実に簡単であり、それ(真実)を言ってしまうと、たとえばテレビのワイドショーは1分で終わってしまう(笑)からであります。
 
 「大切なのは、死者の数、それだけだ!」、「大切なのは、毎年取られるコスト、それだけだ!」   
 1分どころか10秒で終わっちゃうな(笑)
 
 霊長類ヒト科ヒト族に属するホモサピエンス方々におかれましては、ぜひとも人生においても資産形成においても、「シンプル イズ ベスト」、この原則を貫いていただきたい、切に願うものであります。