2021/9/14

悪夢の10年から、ジャパニーズドリームへ!

 本日(2021・9・14)、日経平均株価はバブル崩壊以降の最高値(30、670円)を更新しました。実に31年ぶりの快挙であります。
 
 バブルが崩壊し、失われた20年を経て今日という日を迎えたわけですが、ここで21世紀に入ってからの20年の歴史を振り返ってみたいと思います。
 
 1 21世紀初頭の小泉政権
 経済の司令塔を竹中大臣に任せたわけですが、功罪相半ばであり、
 功:バブル崩壊による不良債権を抱えた銀行業界に対し、不良債権の強制的処理を進めさせ、合併による再編を進めた。
 罪:デフレの時代において、規制緩和を進めるという正気の沙汰ではない政策を進め、結果デフレをさらに進めた。
 
 2 2008年、白川方明が日銀総裁に就任
 前述の経済政策の失敗を受けデフレが進む中総裁に就任した白川は、これを克服するどころか何の手も打たず、これを野放しにした。
 日本橋の日銀本店で毎日昼寝をしていたと噂されるこのGG、デフレが進み貧困と自殺が増えるなか、あろうことか「デフレの進行はイノベーションが進まないからだ」などという、正気の沙汰とは思えない苦言をはき、苦しむ国民を見放したわけで、まさしく日本国史上最低最悪の中央銀行総裁である。
 
 3 2009年、悪夢の民主党政権発足
 約3年半続いたこの政権の間、
 一 円相場は100円をきるという、未曾有の円高となり、
 二 株価は1万円をきるという、底なしの沼に陥り、
 三 貧困、自殺者が増え、
 四 GDPは1円も上がらない、すなわちマイナス成長という、
 五 地獄のような3年半であった。
 
 4 2013年、アベノミクス&クロダノミクス開始
 前年暮の総選挙において政権を奪還した安倍政権は、翌年黒田東彦氏を日銀総裁に据えた。
 異次元の金融政策クロダノミクスにより、
 一 行き過ぎた円高が是正され、
 二 株価は1万円だいを回復し、
 三 雇用は回復し、失業者・自殺者が減り、
 四 GDPは50兆円以上増え、
 五 個人の金融資産は500兆円増えました。
 
 わずか20年、しかしながら波乱万丈であった20年を振り返ると、以下の事がわかります。
 正しい経済感覚を持つ政治家がリーダーとなり、正しい金融感覚を持つ中央銀行総裁を就任させれば、正しい結果がでる、ということであります。
 今回の株価回復はそういう意味では、昨日今日突然起きた、ということではなく、安倍晋三という類まれな政治家、黒田東彦という類まれなセントラルバンカーによって、約10年という長期にわたってもたらされたもであります。
 
 これから先私たちが為すべきことは、
 一 コロナ収束のため、それぞれが努力し、
 二 新しい自民党総裁を厳しく監視し、
 三 総選挙においては、反日・反資本主義・反経済成長である立民党の議席を限りなく減らす、このことに尽きます。
 
 安定政権のもとで、地道な資産形成を行い、ジャパニーズドリーム(2050年、日経平均株価10万円)を実現しましょう!