2021/9/16

ゴーマンUSAに未来あり!

 本日のニュースによると、米国の雑誌「タイム」が選定した、「世界で最も影響のある100人」に、テニスの大坂なおみさんと、野球の大谷祥平さんが選ばれたそうです。
 大坂さんはともかく、大谷さんに関しては「はぁー?」てなもんです。
 というのも、全世界で普及しているスポーツであるテニスの大坂さんに関しては、全くその通りだと思いますが、一方野球って世界中でやっているのは北中米と東アジア程度なのです。
 つまり、それ以外の世界、すなわち90パーセントの世界では、大谷さんてほとんど知られていないのであり、そんな彼がどうやって世界に影響を及ぼすの?(笑)
 
 野球といえば、その年のチャンピオン決定戦、日本では「日本シリーズ」と呼びます。
 だとするならば、米国のそれは当然「アメリカシリーズ」となるべきなのですが、何故か「ワールドシリーズ(笑)」なのです。
 世界中で10パーセントの人しか知らない競技の、しかも米国のチャンピオン決定戦が、「ワールド(笑)」ですよ!全く信じがたいゴーマンさであります。
 
 何故、このようなことが起きるかというと、理由は簡単であり、米国(人)にとっては、「アメリカ イコール 世界」なのです。
 
 アメリカのアフガン撤退はさまざまな反響を起こしましたが、そもそもこのことはバイデン大統領になって突然起きたことではございません。
 オバマ大統領は、「アメリカは、世界の警察官ではない」と言い、
 トランプ大統領は、「アメリカ ファースト」と言い続けました。
 つまり、アメリカ人にとっては、「アメリカこそ全て」「アメリカこそ世界」なのであり、他の国や国民など、ぶっちゃけ関係ない、というか眼中にない、というチョーゴーマンな人々の集団、それがアメリカ合衆国なのであります。
 
 これがですよ、例えば個人だったらこんな自己中心的でゴーマンな人間、まもともに相手されないでしょう、個人なら。
 しかしながら国家は違います。確かにマイナスな面はありますが、それを補って余りあるプラス面があります、それは色々問題はありつつも、「自由と民主」の大国である、ということであります。
 そして、そのチョーゴーマンな国の3億人の国民が、欲望のおもむくままに日々消費と投資に励むのですから、経済が発展しないわけないのであります。
 
 21世紀に入り、世界でシナが急速に台頭してきました。いずれはGDPで米国を抜くとも言われています。21世紀はシナの時代になる、などという意見もあります、が、それは間違いです。
 1 借金まみれの不動産バブルは、遅くとも2025年までには崩壊する。
 2 株式相場は、中国共産党の締め付けにより、これ以上伸びないであろう。
 3 そもそも、①共産主義を自称する国家において、②ゆえに「自由と民主」のかけらもない国家において、③「自由と民主」に立脚した自由主義・資本主義経済が成功するわけはない、間違いなく!
 
 というわけで、皆々様の行うべきことは、すでに明白であります。
 一 「自由と民主」の国日本の株式市場に投資し、日本の繁栄に資する。
 二 「自由と民主」の大国米国の株式市場に投資し、世界の繁栄に資する。
 三 世界株式に投資し、その中で一定のシェアがあるアリババやテンセントの利益をちょうだいし、世界の自由と民主のために使う。
 
 皆様の賢明なる判断と決断を期待いたします。