2021/9/23
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お笑いSDGS Ⅲ |
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SDGS(持続的な成長目標)推進と称し、社長以下全社員が馬鹿の一つ覚えでSDGSバッチを付けているD証券。 しかしてその実態はといえば。 1 利息や配当金の一部を社会に寄付すると称して、顧客から金を集めようというゲスな商法を考えだし、しかしそれってかつての郵政省(現在のゆうちょ銀行)が数十年前に始めた「国際ボランティア貯金」のサルマネ、つまり国営銀行の30年遅れというみっともなさ。 2 さらには、つみたてNISAという長期複利投資のための国の制度を導入しながら、収益分配金を受取型しか設定しない、すなわち再投資型による複利効果ができないという、犯罪的な商品設定をしている、ということを述べてきました。 3 さらには、以下のような悪徳口座も設定しています、 「投信フレックスプラン」 一 投信の購入手数料をゼロにする、なんていうと一見顧客向けのようだが、 二 その代わりに、資産残高や保有期間に応じた手数料を分捕る。 三 しかも、それに加えて個々の商品にかかる信託報酬は、当然徴収する。 なんのことはない、一回こっきりの購入手数料をゼロにするかわりに、わけのわからない手数料を毎年分捕る、という悪徳な制度であります。 しかもですよ、その手数料率ときたら、なんと年約1パーセント!ということは、例えば1千万円の退職金を元にこの制度に入った顧客は、毎年10万円分捕られるのです! しかもですよ、こんな制度にダマされてはいるくらいだから、ほとんど商品知識のない顧客に、学校出て証券会社に入っただけで、資産形成のイロハも判らないバカ社員が商品を勧めるのだから、当然ながらゴミ投信しかありえない、ということとなります。 しかもですよ、その勧める商品といえば間違いなく信託報酬の高い、すなわち信託報酬の4割を分捕る証券会社にとっておいしいゴミ投信しかないであろうことは、100パーセント間違いございません。 以上、SDGS推進を自称する悪徳証券会社の、SDGSとは真逆の経営姿勢を説明してまいりました。 最後に番外編として、極めつけの悪徳ぶりをご紹介いたします。 それはD社の子会社(しかも社長はD社の副社長)が、石炭火力、すなわちCO2を毎日毎日もくもくと出す発電所を事実上支配しているのです。 ESG推進、SDGS推進どころか、それと真逆の、日々地球を汚す事業に会社をあげて取り組んでいるのであり、こうなるともはや反社会的勢力と言われてもしかたがない姿であります。 これから先、資産形成に取り組もうとする方々にうおかれましては、ぜひとも正しい会社選び、商品選び、そしてなによりも正しいアドバイザー選びをされんことを、切に願うものであります。 |
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