2021/9/26
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iDeCo、金融機関の選び方 |
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我が国が創った素晴らしい制度であるiDeCo及びつみたてNISAについて、推奨してまいりました。9月16日付けで、某地銀のラインナップを参照に、つみたてNISAの商品選びについて述べました。 今回は、iDeCoにおける最重要な金融機関選びについて述べます。 大前提として、多数ある金融機関を一つ一つあたる余裕はないし、そもそもそんなことは時間の無駄であり、以下5会社を参照といたします。 1 ①日本で一番営業拠点(郵便局)の多いゆうちょ銀行 ②日本最大の銀行、三菱銀行 ③日本最大の証券、野村証券 ④日本最大のネット証券、SBI証券 ⑤日本第二位のネット証券、楽天証券 2 以下の3種類のファンドがそろえているか? 一 日本株式のインデックスファンド 二 米国株式のインデックスファンド 三 世界株式のインデックスファンド ①ゆうちょ銀行 一はあるが、二・三は無し。 ②三菱銀行 同上 ③野村証券 一 及び 三はあるが、二は無し。 ④&⑤ 一、二、三、全て有り、かつコストも安い。 これだけ読むと一目瞭然であり、ネット証券がベストとなります。 さらに言うと、楽天の二及び三は、楽天が世界最大の運用会社バンガード社のファンドを買い、それを日本の顧客に売るというかたちですので、コストはやや高くなります(とはいいつつも、相当安いですが)。 となると、現時点においてはSBI証券がベスト、ということになります。 もちろん、それ以外の銀行や証券会社を探すのはご自由ですので、最終的にご自分に合った会社を選ばれれば良いと考えます。 3 金融機関の変更は可能か? 可能ですが、以下さまざまな問題があります。 一 その場合現行の会社で持っているファンドを解約し、現金化する必要があります。 二 その現金も含めて、次の会社に移管するわけですが、移管作業に2~3か月かかります。 というようなことを考えた時に、やはり最初に金融機関を選ぶ時点で慎重に選ぶ必要があるわけであり、前述の文章を参考にしていただいて、賢明な判断をされることを希望いたします。 |
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