2021/10/21

今こそ、世界株を買うべし!

 前回の当欄において、大手5金融機関におけるiDeCoのラインナップにふれました。
 基準は、私の推奨する日・米・世界のインデックスファンドをそろえているかどうかであります。
 この際、基本的に私が推奨しない他のファンドも含めて、客観的に資産形成の現状&未来について記したいと存じます。
 
                                                   2020年末
種別ファンド期間利益(%)年平均利回り(%)
バランス型8資産金バランスファンド2008年~50
アクティブ型ひふみ投信   〃50038
インデックス型日経2252012年~17020
    〃ニューヨークダウ   〃130
15
        〃MSCIコクサイ(日本を除く先進国)   〃40044
注1:8資産 = 日本・先進国・新興国の株式&債券投信、内外の不動産投信(三菱投信の商品) 
注2:日経225&ニューヨークダウは、市場そのもののパフォーマンス
注3:MSCIコクサイは、三井住友トラストアセットマネジメントの商品
 
 以上、見ていただければ一目瞭然で、
 1 バランス型は当然ながら、最もパフォーマンスが低い。
 2 アクティブ型の優等生たる、「ひふみ投信」の高パフォーマンスを素直に評価したい、
   と同時に、アクティブ型がみなこんな素晴らしいパフォーマンスとは限らない。
 というわけで、バランス型&アクティブ型という、どうでもいいファンドは100パーセント無視して、
 3ー1 この期間だけ見れば日経225の方がニューヨークダウよりパフォーマンスが良いが、
   トータルで見ればニューヨークダウの方が良い(平均30%)ことはいうまでもない。
 3-2 そしてなによりも、MSCIコクサイのパフォーマンスの素晴らしさ、私の日頃の持論である「世界の株を買え!」が実践されているということである。
 
 日本&世界、今日&明日、政治&経済、人類社会は日々変化し、波乱が続きます。
 そのような中においても、日々人は生き、そして未来に向けて様々な努力をしてゆきます。
 そして、それらの人間の欲望、向上心を集約したものが「資本主義」であり、「株式会社」であります。
 人類の未来、世界の未来を信じ、世界の株に投資しましょう!
 そして、投資で得た果実の1割、2割を社会、国家、世界に還元しましょう!!
 何故ならば、「お金」こそが、自由と民主、平和と繁栄の源となるから!!!