2021/11/8

令和版所得倍増に取り組もう!

 衆議院選挙が終わりました。
 資本主義推進、経済成長志向の自民党が勝ち、反資本主義、反経済成長の立民・日共が敗れたことは大変結構であります。
 万万が一、政権交代などという事態になれば、あの悪夢の民主党政権の再来となることは確実であり、国民の賢明な選択に敬意を表したいと思います。さて、
 
 1 週刊東洋経済11・6月号の特集記事、「日本再生計画」に以下の記事がありました。
 同誌のアンケートによると、40歳以下の世代の約70パーセントの方が、日本の未来について悲観しているとのことでした。
 2 同時期の日経新聞の記事によると、今回の衆議院選挙において、40歳未満の有権者だけを取れば、自民党の議席は300に迫る(全有権者では261)とのことです。
 
 ここから読み取れることは、将来(未来)に悲観を感じている国民は、そのような精神状態においても、いやだからこそ資本主義推進、経済成長推進の自民党に期待を寄せているといるということであり、そしてそれは歴史的・科学的にも正しいのです。
 
 3 池田政権の所得倍増
 岸田総理の率いる派閥宏池会(こうちかい、と読む。ひろいけかいではないよ(笑))の創始者は、池田勇人元総理であります。
 1960年総理大臣に就任した池田氏は、「10年で国民の所得を倍に増やす」と宣言しました。
 残念ながら、志半ば1964年に亡くなりましたが、その志は10年どころかなんと7年で達成されたのであります。
 4 大平内閣の資産倍増
 幾年月が過ぎ、宏池会の承継者たる大平正芳氏が1978年総理大臣に就任しました。
 今から振り返ればバブル前夜のこの時代、経済は順調に伸び、定期預金の金利は約8パーセントでありました。10年満期である郵便局の定額貯金に預ければ、複利運用で2倍になったのであり、言うならば、「昭和の資産倍増」であり、それを成し遂げたのは大平内閣の高圧経済政策なのです。
 5 そして令和の所得倍増
 バブル崩壊、失われた20年、アベノミクス・クロダノミクスの10年を経て、いままた宏池会の承継者たる岸田文雄氏が内閣総理大臣に就任いたしました。
 岸田氏は「令和版所得倍増計画」を掲げ、これから本格的に取り組もうとしています。
 具体的な政策はまだ出ていませんが、仮に、万万が一経済政策がうまくゆかなくとも、所得(資産)倍増は可能であります。
 何故ならば、池田内閣の時代にも、大平内閣の時代にもなかった素晴らしい制度が現在の日本にはあるからであり、ズバリ、「iDeCo&つみたてNISA」であります。
 この二つの制度を使えば、10年で資産倍増は十分可能であり、次回以降具体的シュミレーションとして、ご説明いたします。