2021/11/26

金融機関に、社会的存在意義はあるか?Ⅱ

 お家芸であるシステム障害を繰り返し、にもかかわらずその最高責任者である「会長」が、「辞任」もせず、「解任」もされず、あと4か月も年収1億円(推定)で居座るという反社会的金融機関であるみずほ。
 金貸し業でありながら、国から借りた借金を20年も返さず平気な顔をしている、反社会的金融機関である新生。
 
 実は、反社会的金融機関はこれらではなく、多くの金融機関が老人・金持ちをダマして、日々莫大なお金をボッタくっています、「ラップ口座」を展開している金融機関です。
 
 報道概要
 1 記事見出し「投資はプロにお任せ、それで大丈夫?」
 2 金融機関各社は近年、こうした売り文句でラップ口座販売に力を入れている。
 「プロが資産を守り、育てる」
 「食事に置き換えると、好みに合わせたコース料理をプロが用意」
 3 当初は証券会社だけだったが、メガバンクに広がり、地方銀行でも増えている。
 4 預かり資産残高は12兆円、5年でほぼ倍増した。
 5 その背景は、顧客から得られる手数料が魅力的だからだ。
   残高に応じ、毎年1~2パーセント取り、信託報酬も取っている。
 6 ある大手証券では、(顧客が)運用で得た儲けの半分以上が、(金融機関に払う)手数料で消えたいた。
 7 その成績たるや、バランス型投信の平均を上回っていたのは、比較可能な11社のうち、1社だけだった。
 
 独立FPたる、私の回答
 1 そもそも、金融機関の社員の正体は以下の通りである。
 「顧客の資産を増やすプロ」ではなく、顧客をダマし、手数料の高い商品を売りつけ
 「自分の資産を増やすプロ」である。
 2 原価1000円のコース料理を、添加剤や着色剤で5000円に見せかけ、店員の口先三寸で1万円で売りつける豪華(笑)料理である。
 3 そりゃ、こんだけ儲かればみんなやりたがるよ(笑)。
 4 オレオレ詐欺や、マルチ商法顔負けだね(笑)
 5 両方合わせて、毎年毎年、3~4パーセントも支払ってるのだから、もはやドブにお金を捨てているとしか言えましぇーん。
 6 こういうのを、「限りなく違法に近いが、しかし合法的な詐欺」と呼ぶ。
 7 そりゃそうでしょ、そもそも投資の「と」の字も知らないアンチャンが、ファンドマネージャー(笑)と称して、新聞の株式欄でサイコロ転がして銘柄選択してるだけだから。
 
 生命の次に大事な「お金」、とはいいつつもそれをどう運用するかは当然ながら個々人の自由であります。
 したがって、金融機関及びその社員に死ぬまで奉仕したいという方は、そのように生きられたらよろしい。
 一方、そうでない方におかれましたは、ぜひとも資産形成のサポーター、資産運用のアドバイザーである、正真正銘の「投資のプロ」である、独立ファイナンシャルプランナーに依拠されんことを、お勧めいたします。