2021/12/26
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日本に頼らず、米国を買え!2 |
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「世界上位1000社の時価総額、米国企業、初の5割超」 12・26付のの日経新聞記事であります。 1 米国株 一 2021年末における全世界の会社の時価総額ランキングにおいて、米国企業が社数&金額において、共に5割を超えた、しかも史上初めてのことです。 二 資本主義の牙城、株式会社の牙城である米国が、しかしながら今までは5割超えていなかったことも驚きですが、 三 しかもですよ、コロナの感染者&死者数が世界でもワーストの部類にある状況で、 四 しかも、政治や社会は大きく分断されているという状況において、 五 このような結果が出たということは、驚くべきことであります。 具体的に述べますと、一位がアップル、二位がマイクロソフトであり、以下皆様がご存じの社名が並び、九位には、バークシャー・ハザウェイが入っています。 バークシャー・ハザウェイと言えば、言うまでもなく世界最高の投資家であるW・バフェットが所有する世界最高の投資会社であります。 時価総額が世界九位ですから、当然ながらその筆頭株主であるバフェット氏は、世界有数の金持ちであり、世界最高の投資家といわれるゆえんはそこにあります。 そして、バークシャー社自体が、前述したような会社に投資(個別株投資)しているわけであり、すなわちバフェット氏は個別株投資で世界有数のお金持ちになったわけです。 ところでそのバフェット氏、後世への遺言として以下の言葉を申しております。 「資産の10パーセントは米国国債に、90パーセントはインデックスファンドに投資しなさい」」と。 自分は個別株投資で成功しながら、他人には集合株投資(投資信託)を推奨するなど、矛盾していると思われるかもしれませんが、私の考えはこうです。 一 私(バフェット氏)は幸運にも、個別株投資で成功したが、皆が皆同じように成功できるわけではない。 二 投資信託、なかんづくインデックスファンドの成長は目覚ましい。 三 次代を生きる方々は、ミドルリスクミドルリターンのインデックスファンドを買えば、必ず成功するであろう。 人類最高の投資家、W・バフェット氏の言葉を深くかみしめていただきたいと存じます。 2 日本株 このような輝かしい米国株に対し、日本株は」どうでしょうか? トップのトヨタを筆頭に、1000社以内に入っている会社を全部たしても時価総額は5パーセント未満です、米国株50パーセント超 VS 日本株5パーセント未満。 もうこれだけ見れば勝負あり、米国株の圧勝であります。 じゃあ、日本株はもうだめなのでしょうか?私はそうは思いません。 一 5パーセント未満にまfで落ちたということは、逆に言えばこれから先、再び盛り返す「伸びしろ」がある。 二 1000社以内に入った多くの企業は、海外生産、海外販売を進め、海外売り上げが50パーセント超の会社が多い。 三 つまり、日本国内だけ見ていれば先行きは暗いが、世界全体を見れば日本企業が伸びる余地は十分にあるのだ。 3 結論 日本、米国、世界の株価指数に投資するインデックスファンドを買うことこそが、資産形成・資産運用の大道である! |
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