2022/1/5
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ドロボー国家に未来は無い! |
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かつて、こんな報道がありました。 「ドロボーを生業とする者が、その収入(つまり盗んだ金)で家を建てた。そしてその家にはちゃんと警備会社と契約して、防犯装置をつけていたとさ(笑)」 これ、ジョークじゃなく本当の話です。そして何故こんなことを思い出したかというと、最近以下のような報道がなされたからです。 中国政府は、国外例えばニューヨーク証券取引所で上場する企業に対し、データを盗み取られないような措置を取るよう命令したとさ(笑)」 中国といえば、自称共産主義国家でありながら、 一 資本主義経済システムを盗み、 二 留学生や研究者を使い、外国の知的財産や技術を盗み、 三 それらを使いGDP世界第二位までのし上がった、人類史上最悪のドロボー国家です。 そんな輩が、「データを盗み取られないような措置を取るよう命令した」とは、ブラックジョークとしか思えませんな(笑)。 中国と言えば、国内における不動産業においても、恒大集団をはじめほとんどの企業は破綻寸前です。 何故破綻するかと言えば、これらの企業の発展はほぼ全て借金、それも膨大な額の借金によってなされてきたからです。 ちなみに、借金をして企業活動をすること自体は決して否定されることではありません。 というか、「会社」「株式会社」というシステム自体が、借金や株式という他人から調達したお金を使い、それを増やすもとにより成り立つものであるからです。 ①戦後日本の経済成長は、国民が銀行に預金をして、銀行はそれを会社に貸し出し、結果として預金者・銀行・会社、三者が皆それなりにハッピーになりました。 ②米国においては、預金のみならず多くの国民が会社に投資し(株式投資)、会社はその金で研究開発や設備投資をする。その結果業績が上がり、会社&投資家がハッピーになる、ウインウインの関係が成立したわけであります。 というわけで、借金それ自体を否定するものではありませんが、それがゆがんだ形で、しかも莫大な金額が動き、結果パンクしたのが、わが国におけるバブル崩壊であります。 そして、現在の中国の姿こそが、まさしく我が国のそれに酷似しているのであり、さらにいうならばおそらくその金額はわが国の数倍、数十倍の規模であり、それが破綻した時の規模もまた想像を絶する規模のものとなることは、ほぼ確実です。 1 他国(民主主義国)のシステムを盗み、それなりの発展をしてきたが、やがて自分が盗まれる立場になり、右往左往している。 2 民主主義国ならできる、法とルールに基づく規制をせず、野放図に拡大した不動産市場は、建設途上で頓挫した恒大集団のサッカースタジアムの姿そのものである。 GDPで日本を抜き、やがては米国を抜くと言われている中国ですが、仮に一時的にそうなったとしても、しかしながらその崩壊の足音はすでに世界全体に低く、しかし確実に響き渡っています。 2022年、心ある方々におかれましては、自由と民主の国、日本、米国、そして世界に投資することにより、自分、国家、世界の富を増やすということを、是非地道に実践していただきたい、切に願うものであります。 |
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