2022/3/18

絶対に契約してはならない口座&会社

 内外とも激動の時代、大切なことは健康を保ち、日々真面目に働くことです。そしてその収入の中からいくばくかのお金を貯蓄・投資に向けるならば、現在・未来に向け明るい見通しが開けます。
 その際に大切なことは、
 ①絶対にダメな口座・会社を確実に排除し、
 ②そののちに、良い口座・会社を選ぶことであす。
 この順番を間違えると、実は①なのにもかかわらず、それらしい情報や宣伝文句にダマされて②と勘違いし、結果大損をこうむることとなるわけで、まず①を確実に実行していただきたい。
 
1 ラップ口座
 某証券会社がはじめ、大手銀行も追随し、今や地方銀行まではじめたラップ口座、これは正真正銘最低最悪の口座です。
 富裕層・リタイア層から多額の金を預かり、投資一任契約と称して、クズ金融商品に投資し、その手数料に加え、口座自体の手数料も取るという、悪代官なみのアコギな商売であります。
 商品の手数料    1パーセント以上    &    口座手数料     2パーセント以上
って、合わせて3パーセント以上ですよ。サラリーマンが退職金1千万円をぶちこんだら毎年毎年30万円もの大金を会社に吸い取られる、まさしく地上最低の口座です。
 こんなひどい口座を大手銀行・大手証券がやっているのですから、もはや世も末です。
 
2 ロボアド口座
 ロボアドバイザー、すなわちコンピュータ、AIが、たった5つの質問に答えるだけで、あなたに合った金融商品を見つけてくれる、ってそんなわけねーだろー(笑)。
 実態は、会社があらかじめ用意した金融商品があって、それに質問と回答が一致した、かのように偽装している、ただそれだけのことです。
 考えてもみてください、たった5つの回答で、世界中に何千・何万とある金融商品を見つけられるわけねーだろーって話ですよ。
 それで年1パーセントもの手数料をふんだくるというのだから、マジ、合法的詐欺というほかございません。
 
3 IFA
 日経新聞を読んでたら、4月から始まる高校生向け投資教室の講師として、IFAを起用する動きありとのこと。
 おいおい、学校も日経も、IFAの正体知ってるの?
 IFA、日本語にすれば、独立・金融・助言者ということになるが、その正体は、
 ①身分は個人事業主だが、実態はネット証券会社の商品を売るパシリであり、
 ②その金融商品は、限りなく手数料が高く、
 ③助言と称してこれらの商品を仲介する、単なるブローカーであります。
 
 こんな輩に高校生向けの講師をやらせるということは、高校生をカモネギに仕立てるようなものであります。
 金融機関=漁師、ネギ=カモと一緒に煮るとうまみが増す=高い手数料、
 カモ=ダマされて高い手数料を背負ってくる高校生等の投資初心者
 
 学校さん、日経さん、もう少し世間を勉強してください、そうでないとプーチンのウソ宣伝にダマされるロシア国民を笑えないよ、全く。
 
 絶対に契約してはならない口座&会社について記しました。次回は、その真逆である選ぶべき
口座・会社についてご説明いたします。