2022/5/24
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世界は伸びる、世界を買おう! |
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2022年5月。世界は様々な問題を抱えつつも着実に前に進んでいます。 1 日本、主要企業の7割が過去最高に! 旧東証一部企業(約1500社)において、このような結果となった。 業種別では、製造業が70パーセントプラス、非製造業が120パーセントプラスである。 主な原因は円安であるが、ことはそれほど単純ではない。 一 輸出企業が円安でプラスとなるのは当然だが、全てが輸出企業ではないわけで、これだけで7割となることはない。 二 真相は輸出企業に引っ張られ、非輸出企業も増益となったっわけであり、日頃私が力説している「円安は日本を救う」ということが、証明されたこととなる。 三 言い換えれば、この間「円安悪玉論」をとうとうと述べていた政治屋、学者屋、評論屋、マスゴミのボンクラ連中の化けの皮が、わずか数か月で剥がれたということである。 このような結果をふまえ、日経 平均は大幅上昇した ・ ・ ・ かというとさにあらあず、相変わらず低迷している。 しかし、賢明な投資家は慌てることはない。上がらないなら上がらないで積立投資をしている方においては絶好の買い場である、一括投資している方は、酒でも飲みながらゆっくり待ち続ければよい。 日経平均6月末3万円、12月末3万3千円は、もうすぐその先にある。 2 米国 半世紀振りの急激なインフレ、それに伴う金利上昇を受け、株式市場は軟調が続いている。 利上げは今年一杯、下手すると来年初頭まで続くとされており、この間米国株の大きな上昇は望めない。 しかしながら、そもそも今回のインフレの先駆けとなったのは以下の順番である。 コロナ対策の給付金や援助金の支給 → このお金で当分働かないですむ国民が増え → サービス業を中心に人出不足が生じ → 従業員を増やすために賃上げが行なわれ → 結果賃金を始めとする物価が上がり(インフレ) → 金利上昇につながった。 つまり、インフレの進展自体は急激すぎるが、それを除けば経済がきわめて順調に推移している、ということである。 したがって、利上げが一服し、インフレ率が1~2パーセントという順当なレベルに落ち着けば、株式市場も再び上昇軌道に乗るであろう、ということである。 しかも、それに至るまでの軟調・雌伏の期間が長ければ長いほど、上昇に転じた時の勢いはすさまじいわけである。 ニューヨークダウ2025年末4万ドル、2030年末5万ドルは、もうすぐその先にある。 3 世界 ロシアによるウクライナ侵略はいまだ終わらず、中国は帝国主義的野望を日々強めている。 このような現状をふまえ、自由と民主陣営においては、防衛力強化、原子力発電回帰等の動きが始まっている。 戦争が無くなり、自然エネルギーで全世界が生活できるという理想の社会が来るまでには、まだ相当の時間がかかるであろう。 一方、そのような中でも世界の人口は日々増えている。 人が増えれば、消費が増え、GDPが増える、すなわち世界は成長する。 さらには、防衛産業や原子力産業には、膨大な金が流れ込むこととなる、 MSCI指数(世界株価指数)は現在3000だが、2025年末4000、2030年末5000は、もうすぐその先にある! |
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