2022/6/19

世界で売り、世界を買おう!

 ロシアのウクライナ侵略、アメリカのインフレ、それらに起因する世界的債券安・株安が続いている。
 
1 この流れは当面、とりあえず年内は続くであろう。
2 今、債券や株式に投資している方は、慌てることなく、嵐が終わるのを待つべし。
3 今、積立投資している方は日々の価格に一喜一憂することなく、たんたんと積立を続けるべし。
4 これから投資をしよう、あるいは老後の不安感をお持ちの方は、今こそスタートすべし。
5 何故ならば、この株安は今世紀最後のバーゲンセールであるからだ。
 
 失われた20年、デフレ円高、少子高齢化が進む我が国においては、未来への希望が無いように思える。
 しかしながら、心ある個人・企業は世界に飛び出し、世界でその付加価値を売り始めている。
 例えばスポーツの世界。野球ならメジャーリーグ、サッカーならヨーロッパのリーグに次々と若者がチャレンジしている。
 企業においても、日本の名だたる大企業の多くは既に海外販売比率が50パーセントを超えている。
 世界に付加価値を売る → その国の通貨で対価を得る → 日本国の保有する外貨が増える、すなわち対外純資産が増えるわけだ。
 
 スポーツ選手や大企業と違い、全ての個人や企業が世界に出られるわけではない。
 しかしながら、売らなくてもいい、買えばいいのだ。
 個人なら世界株に投資するインデックスファンドを買う。
 企業なら、米国国債や米国株式を買う。
 これらの資産に投資するということは、日本国の対外純資産が増える、ということになる。
 
 円安、インフレ、株安等でピーピー泣いてる人間など、しょせんその程度のものだ。
 心ある個人・企業はそのような厳しい状況においてこそ、知恵を絞り、工夫を重ねて前進し、成果を出してきた。
 
 高度成長、バブル景気、ジャパン アズ ナンバーワン etc、
 過去のノスタルジーに浸り、過去を懐かしがっている人間に未来は無い。
 今を見つめ、前に進み、上に上る人間にこそ、未来は拓ける。
 
 今世紀最大のバーゲンセールを生かすも殺すもあなた次第、なのだ。