2022/7/11
|
|
新しい時代に向けて |
|
7月8日、安倍元総理が狙撃され亡くなりました。 これで、名実共にアベノミクスは終わることとなります。 1 アベノミクスの成果 安倍氏が首相を務めた2013年 ~ 2020年の8年間で、 日銀総裁に任命した黒田総裁のクロダノミクスにより、 一 過度な円高が是正され、輸出企業を中心とする企業業績が改善され、 二 日経平均株価は、8千円から、2万7千円まで上昇した。 三 これを受け雇用が拡大し、 ①失業率は4.3パーセントから2.8パーセントまで下がり、 ②年間2万6千人だった自殺者は、1万9千人まで減り、 ③就業者数は400万人増え、 ③被雇用者報酬は250兆円から、270兆円まで増えた。 四 GDPは500兆円から560兆円まで増え、 五 国民の金融資産は1600兆円から2000兆円まで増えた。 「失われた20年」を抜け、まさに黄金の時代の幕開けとなったのである。 病気で総理を辞任したものの、一国会議員として、これからも日本のために働いていただきたかった。 2 岸田総理に望むこと 「貯蓄から投資へ」ということを、力強く宣言された。 「株式投資はバクチだ」とか、「株価が上がっても得するのは金持ちだけだ」とかの、寝ぼけた妄言がいまだにこの国では流布されている。 その理由は簡単で、新聞、雑誌、テレビといったいわゆる大手メディアが全て「ジイサン&パヨク」という縄文時代の化石により支配されているところにある。 一 株式投資、なかんづく個別株を買ったり売ったりする個別株投資ではなく、多くの会社の株をまとめて買う集合株投資(投資信託)、なかんづく株価指数そのものを買うインデックスファンド投資は純然たる投資である。 二 今、株式は誰でも安価で買うことができる。お金の無い人でも、100円、1000円から投信を買えるのだ。しかも今や国内だけでなく、全世界の株式を買える、すなわち100円からマイクロソフトやアップルの株主になれるのだ。 3 「犬は吠える、キャラバンは進む」、何度も紹介したことわざだが、もう一つ別の例を紹介したい。 海上に浮かぶ氷山がある。 一 そのほんの一部、海面から上の10パーセントの部分だけ見て、氷山全体と思いがちだが、 二 実は海面下にある90パーセントの部分こそが、氷山の真実の姿なのだ。 マスゴミ(海面上の氷山)が騒ごうがわめこうが、そんなもの相手にしない若者(海面下の氷山)賢い若者は米国に、世界に投資している。 今日(7月11日)、円は24年ぶりの安値をつけた。24年前すなわち1998年から始まった円高デフレの時代の終幕を告げるベルが鳴ったのだ。 安倍晋三氏は亡くなったが、彼の目指したものはこれから先永遠に続く。安倍氏の志を継ぎ、美しい国日本、世界に誇るべき日本を、実現しましょう!
|
|