2022/9/19
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専制経済沈み、自由経済伸びる! |
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2022年晩夏、依然として残暑厳しく更に秋の名物台風が列島を襲う今日この頃、世界経済もまた大きな変動が起きつつある。 1 中国 日本を抜いてGDP世界第二位に躍り出た中国、米国を抜くのも時間の問題だと言われていたが、ここにきてやや様子が変わりつつある、不動産市場である。 中国のGDPはその3割を不動産投資が占めていると言われている。そしての中味は借金の連鎖であり実質的にはその倍以上の経済規模とみられる。 2025年、中国バブルの崩壊という私の予言は増々現実味を帯びてきた。独裁国家なので国家ぐるみで隠ぺい・収束を図ろうとするだろうが、それにも限度がある。 これに加えて進行する高齢化。国内に資金を回さなければ反乱が起きかねないわけで、とてもではないが一帯一路で世界制覇など夢物語だ。 しかも一帯一路で融資した資金は、スリランカをはじめ次々と不良債権化しており、世界一の外貨準備も風前の灯だ。 米国を抜くどころか、インドに抜かれるのは時間の問題だろう。 2 米国 コロナ給付金支給に伴う離職、そしてそれに伴う労働力不足から、人件費をはじめとする物価が高騰し、またたく間にインフレ社会となった。 金融当局はこれを抑えるため利上げを続け、結果株式、債券といった資産市場は停滞を余儀なくされた。それではこのまま米国経済は停滞してしまうのだろうか? 答えはノーである。利上げが功を奏し、インフレが収まれば再び勢いを取り戻し、世界第一位の経済は回復するだろう。 メキシコ国境から押し寄せる不法移民の数は引きも切らず、日々生命の危険をも顧みず押し寄せてきている。 いかに、自由で民主の国米国は魅力あるかの最大の証明であり、GDP世界一の座が揺らぐことはない。 3 日本 バブル崩壊、失われた20年を経てアベノミクス・クロダノミクスにより劇的に回復した日本経済。 過度な円高が是正され、株価は一時3万円を回復した。 現在円安が進行する中、残念ながら株価は2万8千円前後で停滞している。 しかし、長期的に見れば最安値からそれでも3倍以上に回復したわけであり、私が推奨するつみたて投資なら、既に平均購入単価を5割以上こえている。 当欄でご紹介した「三和・岡本株価指数」。1878年の東京株式市場創設以来のバーチャル株価指数は、150年弱でなんと584万倍まで増えている。 大震災、戦争、敗戦、バブル崩壊を経てもなお5、840、000倍まで増えているのだ。 過度な自虐。自粛マインドを蹴飛ばし、この国の将来に希望を持とう! 独裁・専制国家が形だけ資本主義経済を取り入れても、中味(自由で民主なシステム)が伴わあない限り、必ず失敗する、まさに数年後の中国がそれだ。 一方、自由・民主に立脚した真の資本主義はそれ故暴走や格差といった問題が発生する、しかしそれでもなおこれらの方が正しく魅力的であるのは、メキシコ国境の不法移民の姿が証明している。 専制経済は沈み、自由経済は伸びる、このことを確信し、自由世界に投資しよう! |
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