2022/10/7

円安は、百利あって、一害なし!

 今、1ドル145円、150円を切れば日本経済の夜は明ける。
 円安、円安と騒いでいるのは、昭和のジイサン(パヨク政治屋、マスゴミ、頭の悪いコメント屋)だけであり、これって、国葬儀に反対して大騒ぎしたジイサン・バアサンと同じだ。
 
1 要因と対応
 一 日米の金利差
 二 利上げしたら、やることやれなくなる 
  ①例えば、中小企業経営者は、融資の金利が上がり経営が苦しくなる。
 ②住宅ローン債務者は、返済額が増え生活が苦しくなる。
 ③これから起業しようとする若者は、多額の借金がしずらくなり、日本経済の新しい芽を潰すこととなる。
 
2 円安メリット
 
 一 生産の国内回帰
 1970年代以降、円高が進んだ。この結果、
 ①地場の小さな輸出産業は軒並み潰れ、多くの方が職を失った。
 ②工場の海外移転が進み、多くの方が職を失った。
  この様な悲劇を経た今日、円安により多くの会社が国内回帰を進めている。円安こそが、半世紀続いた「産業の空洞化」を終わらす最後のチャンスなのだ。
 
 二 インバウンドで観光産業好況
  コロナもようやく収まり、入国制限も緩和されつつあるインバウンド需要は観光産業のみならず、大局的に見れば日本経済全体の活性化にもつながる。 
 
 三 若門、世界投資で収益増
  iDeCoやつみいたてNISAで多くの若者が投資を始めている。そしてそのなかの多くの方が米国や世界の株式に投資している。
  ファンドの上昇益に加え、為替差益により、多くの若者が資産を増やしている。賢い彼らは、そのことを大声で自慢するなどせず、静かに喜びをかみしめている。 
 
 四 全国民、日本株高で豊かに
  円安のメリットを受けるのは、国内回帰の会社の労働者、観光業者、世界投資している若者だけ、・ ・ ・ ではない。
 公的年金の積立金を運尿しているGPIFは、その半分を世界資産で運用している。当然ながら円安によりその資産は増え、その利益は100パーセント国民が享受することとなる。
 
3 円安デメリット
 とはいいつつも、短期的にデメリットがないわけではない。しかし、
 
 一 輸入食品値上がり
 小麦が上がったら、パンなど食べず、米飯を食べればいい。
 吉野家の牛丼が上がったら、国産鳥の親子丼を食べればいい、
 今、日本の食料自給率は約40パーセント。生命に直結する食料の半分以上を輸入に頼っているなどというのは、正気の沙汰ではない。
 今こそ食料の国内生産に踏み切り、余った分は輸出産業として育成し、自給率123パーセントを目指すべきだ。  
 
 二 輸入エネルギー値上がり
 石油、天然ガスといったエネルギー価格が高騰している。
 今こそ、原発の再稼働&新設に踏み切り安定したエネルギー源を確保すべきだ。
 同時に再生エネルギー開発を推進し、地球温暖化対策にも寄与すべきだ。
 
 結論:
 既に世界投資をしている方はもちろん、これから投資を始める方はぜひこの好機を逃すことなく世界に投資していただきたい。
 ただし、このまま単純の円安が続くわけではなく、日本経済が安定的に回復すれば円高に振れることとなる。そのためには、
  ①日本経済再生を見すえ、日本株指数投信を買い、
  ②世界の成長を見すえ、世界株指数投信を買う、このことに尽きます。
 皆様の英断と健闘をお祈りいたします。