2022/10/12

お笑い芸人と名誉教授、どっちがアホか?

 
 1 「全力脱力タイムス」
  というテレビ番組(毎週金曜日23時フジテレビ)があります。ちなみに私はテレビはスポーツ・アート、自然・動物、お笑い以外の番組は、時間のムダなので見ません。
 9月30日の放送では、時事ネタを若者にわかりやすく教えるという趣向でした。
  一 最初に経済アナリストと称するオッサン(役者さん)が出て、円安の原因について、駄弁りました。これがまあ、だらだらわかりずらい、典型的な知識バカの話し方。
  二 らちが明かないので出てきたのが、経済アナリストと称するお笑い芸人菅野直人氏及びギャルアナリスト二人。
   ①まず、円安の原因についての説明が、チャラいけどメチャ判りやすい。
   ②「じゃあ、金利を上げれば円安は止まるんじゃないですか?」という質問に対する回答が素晴らしい。
    「金利をあげると、ヤリテーことができなくなるんですよ!例えば私がパーティーを企画するとします。100万円借りてやるとして、今なら利子1万年でできるんです。これが金利が上がったら利子20万円になる、これでやりますか?」
 まさしく真理をついた、しかも現実に即応した判りやすい回答です。
  
 2 円安は国難?
 というわけで、現在の円安は日本国民にとってプラス以外ないのです。しかしいまだに寝ぼけたこと言うアホがいます。例えば、
  一  財務省を経て、ナントカ大学の教授をやり、今名誉教授やっているN。
 いまだに「円高は国力」という昭和の幻想が抜けられないボケジイサンで、円安は国難だの、日本は破綻するなどわめいている。。そんなヒマあったらてめえの墓場の心配でもしてろよ。
  二 M銀行アナリスト(笑)、と称するK。こいつ日経の為替予想で、「126円~149円の間」と答えた。これって、天気予報で「明日は晴れるか、曇るか、雨でしょう」って言ってるようなものだろ。
 こんなアホが知識人面して本書いてるんだから、ほんと日本もチョロい世界だ。あと、M銀行って、創立以来システム障害を何回も起こしているゴミ銀行の象徴だろ。くだらない能書き言ってるヒマあったら自分の会社のシステムのメンテでもしてろっての。
 
 3 結論
 一 資産形成、資産運用をする方には、いわゆる理論など必要ない。
 二 何故なら、経済学者や、アナリストの寝言など、お笑い番組のお笑い芸人の金言より、1万年分くらい劣るから。
 三 300年の資本主義の歴史を見れば、株式投資が儲かるというのは、歴史的真実である。
 四 しかし、かつては、「儲かる会社」を探すのは至難の業であった、ある意味投資ではなく投機の時代が長く続いていたのだ。
 五 しかし、時代は変わり進み、今や共産国家ですら資本主義システムを導入する時代がきた。
 六 しかも、今や株式市場全体に投資できるインデックスファンドという画期的な金融商品ができた。
 七 さらには、人類で世界で最も成功した投資家W・バフェット氏が、インデックスファンドを推奨している。
 
 「路上の現実」は「机上の空論」に勝つ、ジイサン吠えても歴史は進む、このことを確信し、資産形成に取り組み、自分、社会、、国家の富を増やしましょう!