2022/10/22
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資産形成の基本 |
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岸田総理が、「貯蓄から投資へ」という考えのもとに、つみたてNISAの恒久化等の施策を進めようとしており、大変歓迎すべきだと考えている。 この際、原点にもどって資産形成の基本について述べてゆきた。 1 お金を増やす三つの方法。 一 貯蓄 唯一かつ最大のメリットは、元本保証。したがって、全資産の1~2割は必ず貯蓄(預金)にまわすべきである。 二 投資 一言で投資と言っても限りなく多くの金融商品、金融口座がある。初心者・若い方・普通の収入・資産の方におかれては、あれこれ迷わずミドルリスク・ミドルリターンの「インデックスファンド」のみを投資ととらえていただきたい。 三 投機、 1&2以外の全ての口座・金融商品。ハイリスク・ハイリターンであるので、貯蓄&投資にお金を振り向けた上で、知識・経験を得て&金銭的・精神的余裕がっできたなら、こちらにチャレンジすることもありかなと考える。 2 投資において、決定するまでの三つの道筋 〇 自分で学び、決める それだけの知識・経験がある方は自己責任で行うことはやぶさかではない。 △ 第三者の助言を受け決める しかし、全ての人が知識・経験があるわけではなく、であるとするならば専門家に助言を受けるべきである。その際の注意点は、 ①いわゆる「プロ」の少なくない部分は、「顧客の資産形成を助けるプロ」ではなく、「顧客に金融商品を売りつけ、自分の資産を形成するプロ」であることを知るべし。 ②例えば、IFA(インデペンデント・ファイナンシャル・アドバイザー)という職種がある。アドバイザーなどと言うから第三者たる助言者だと勘違いするが、とんでもない間違いである。その真実は、保険会社や運用会社、ネット証券から手数料をもらって、彼らの商品を売る単なる販売代理人、パシリにすぎないのだ。 真の第三者たる、独立ファイナンシャルプランナーこそ、貴方が依拠すべき人である。 ✕ 販売者に教えを乞う 最悪なのは、銀行や証券会社の社員に教えを乞う、ということである。1円でも1パーセントでも手数料の高い商品を売ろうとしてる連中に教えを乞うなどというのは、カモがネギをしょって漁師の元へゆくようなものである。 3 投資をする際の順序 一 iDeCo&つみたてNISAにおいて、 二 良質なインデックスファンドがある 三 金融機関を選ぶ ①窓口金融機関 儲かる客(富裕層)しか相手しない、故にiDeCo&つみたてNISA、全くやる気ない(ポーズだけ)。ゆえにろくな商品そろえていない。 ②ネット証券 若者相手の薄利多売、ゆえにローコスト・ミドルリターンの商品あり。 皆様の賢明なる決断をお祈りいたします。 |
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