2022/11/17
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アホ無視して、バフェットを信ぜよ! |
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<11月16日付け日経より> 1 仮想通過引き出し加速 ビットコインから始まったいわゆる仮想通貨。そもそもリアルであれ、バーチャルであれ通貨、すなわち法的に認められ、中央銀行が発行するものでなければ、「通貨」と呼ぶには値しない。 だからこそ、公的には「暗号資産」と規定され、マスゴミも一時そう呼称していたのだが、いつのまにか再び仮想通貨なる文言に戻った。しかしその実態は、ただの子供銀行のお札にすぎないのだ。 仮想通貨交換所(笑)なる業者がいて、その大手FTXなるものが経営破綻したそうだ。 これを受け、他の業者からも引き出しが加速しているとのことだが、しょせんは子供銀行のお札だから、まっとうな市民にはなんの影響もない。 2 地銀、国債・外債含み損2兆円 米国において利上げが加速しており、その影響で米国をはじめとする外国国債の価格が下落している。 保有債券が下落すると、いわゆる含み損が発生する。メガバンクにおいて約4兆円、地銀においては約2兆円の損失が発生している。 地銀など、たかが田舎の金貸しにすぎない会社が、外債などという理解できないものを購入しない方がよろしい。 3 富裕層にプロ向け投信 = ワルが作って、アホに売る 一方、証券業界においては富裕層に向けてプロ向けの投信を売る動きが出てきている。 プロ、すなわち機関投資家向けに販売してきたものを、金持ちの個人に売りつけようというわけだ。 ファンドマネージャーと呼ばれる自分の金儲け(手数料収入)の得意な輩が、投資家が理解できないような金融商品を作り、大口に売っていたものを、今度は個人にも売ろうというわけだ。 石川五右衛門ではないが、「浜ノ真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」というわけだ。 4 バフェット氏(会社)、エネルギー株買い増し そんな中、世界最高、人類最高の投資家W・バフェット氏は我が道を歩んでいる。 地球温暖化、カーボンニュートラルの動きが強まる中、石油・ガス大手のオキシデンタル・ペトロリアムの株を買い増している。 これから訪れる冬、莫大な暖房エネルギーが必要となるわけであり、その最大の原料は今でも石油・ガスなのは歴然たる事実である。 零下10度の極寒のなか、きれいごとだけでは人間は生きてゆけないのであり、その当たり前のことを当たり前に理解しているバフェット氏らしい決断だ。 5 結論 仮想通貨、外債、ゴミ投信等、ギャンブルには決して手を出してはいけない。 そして、世界で最も成功したバフェット氏を見習い、氏の提唱するS&P5500インデックスファンドを始めとする、世界の株式(株価指数)に投資することこそが、自分、国家、世界の富を増やし、平和を築く礎となることを信じて、地道に前に進むべし!
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