2022/12/15

米国資本主義は永遠に不滅なり!

 オリックス吉田正尚選手がMLBレッドソックスと契約しました。その金額が5年で125億円、1年25億円!というとんでもない金額です。
 
1 レッドソックスの総人件費?
 吉田選手を始めとするレッドソックスの総人件費は、まあざっくりいって年1000億円と推定される。それに加えてその他の経費も加えれば膨大なコストがかかるわけで、そこから逆算するなら、まあ最低でも年2000億円の売り上げが無ければチーム(会社)は維持できない。
 
2 スポーツチーム(会社)の売り上げは大きく分けて三つある。
 一 入場料
 二 スポンサー料
 三 放映権料、だ。
 ところで、このうち一&二はせいぜい500億円程度であり、合わせても1000億円。残りの1000億円は放映権料となる。
 
3 放映権料は二つに分けられる。
 一 ケーブルテレビやインターネットの有料放送
 二 既存テレビ会社の無料放送
 
4 無料放送の原資は?
 膨大な放映権料を、既存テレビ局が何故払えるか?答えは簡単でコマーシャル収入が入るからだ。
 つまり、年500億円以上のCM収入が、テレビ局に入るのだ。
 ところでこれは、MLBの一球団に限った話であり、
 一 MLBは30球団
 二 米国ではそれ以外にも、NFL、NBA、NHLという人気スポーツ興行があり、さらにはテニス、ゴルフ等にも膨大な放映権料が流れている。
 
5 莫大な宣伝費を払える米国企業
 テレビCMに加え、その他のメディア媒体、町の広告に至るまで米国企業は天文学的な広告宣伝費を、毎年支出っしている。
 
6 莫大な宣伝費を上回る、莫大な売り上げ、莫大な利益!
 先ほど述べたMLBの一球団の例で判るように、莫大なコストを払えるだけの莫大な売り上げを、米国の株式会社は毎年毎年上げていることとなる。
 しかも、吉田選手の5年契約に見られるように先の未来まで見通しているのであり、これは昨日今日始まったことではない。
 
7 米国資本主義は永遠に不滅なり
 ここまで読んでいただければお判りであろう。米国資本主義は、過去も現在も隆盛であり、これから未来もそうなるであろう。
 毎日毎日、生命を賭けながら米国に入ろうとする移民の人々。
 かたや、自由も民主主義もないなかで、檻に閉じ込められていえる人々。
 
 アホなコメント屋が、いずれは世界のGDPの順位は逆転するなどと寝言をい言っているが、そうならないであろうことは、上記の例を見てもあきらかである。
 
 結論
 一 自由と民主の大国、資本主義・経済成長の大国、米国株式に投資しよう。
 二 さらには、人口が増え成長することが間違いないインドを始めとする世界に投資しよう。
 三 最後に、我が祖国日本、サッカーワールドカップにおいても、選手&サポーターが全世界から賞賛された、愛する我が祖国に投資をいたしましょう!