2022/12/17

いいね、で資産を形成しよう!

 古今東西、老若男女、資産形成・資産運用の基本は以下の順番に尽きる。 
「良い制度を使い、良い商品を選び、(これらの制度・商品を揃えている)良い金融機関を選ぶ」ということである。
 
1 良い制度 ・ ・ ・ 一にiDeCo、二につみたてNISA、それだけ!
 
2 良い商品 ・ ・ ・ 
 一に日経225インデックスファンド(IF)、二に米国S&P500IF、三にMSCI全世界IF、それだけ!
 
3 以下、日本を代表する3種類の金融機関から、その現状を考察する。
 
 一 銀行 口座数一位&二位、証券会社  〃、ネット証券会社  〃
 二 2においてあげた商品があれば〇、それに準じたものあれば△とした。
  iDeCoつみたてNISA
銀行Y銀行△ ✕ ✕△ ✕ ✕
 M銀行〇 ✕ ✕〇 〇 ✕
証券N証券✕ ✕ ✕✕ ✕ ✕
 D証券△ ✕ ✕〇 〇 〇
ネット証券S証券〇 〇 △〇 〇 〇
 R証券〇 △ △〇 〇 〇
 
 
 見て一目瞭然、大手銀行&大手証券の品ぞろえのひどさと、対照的なネット証券の品ぞろえの良さが明確である。
 三 そもそも、iDeCo&つみたてNISAは、国民にとっては素晴らしい制度である。 
    ①iDeCoの所得控除②つみたてNISAの売買手数料ゼロ③両制度における収益非課税
 いいかえれば、手数料稼ぎで儲けたい金融機関にとっては「儲からない制度」ということであり、したがって、大手銀行&証券は全くやる気がない、ということである。
 一方、ネット証券は若者が主要ターゲットであり、多少利益幅があ低くても薄利多売でそれなりの収益が見込まれる。さらには、こうして若い顧客を集めるならば、長期的に収益減が得られるということとなる。
 四 整理すると、  
 大手金融機関 ・ ・ ・  高齢者・富裕層あてに、手数料の高いゴミ商品(ラップ口座・仕組債・外貨保険等)を売りつけ、回転売買で稼ぐ。
 ネット証券 ・ ・ ・ 若者・中間層あてに、iDeCoやつみたてNISAを積極的に勧奨し、長期の資産形成をサポートする。
 これ、なんかに似てると思ったら、新聞、テレビと同じだ。
 
 金融機関新聞テレビ
ジイサン・バアサン既存金融機関が、ジジババを食い物にするジジババしか読まない日曜朝の情報番組に象徴される、ジジババしか見ない番組が生きながらえている
若者ネット証券が若者に良い商品を提供する新聞読まず、ネットで情報入れるあまりテレビを見ず、動画配信サービスを利用する
 
 五 結論
  iDeCo&つみたてNISA共に、20歳以降なら誰でも入れる制度である。この人口がザックリ1億人と仮定すると、
 iDeCo加入者数200万人(2パーセント)、つみたてNISA加入者数400万人(4パーセント)がいかに低い数字かお判りであろう。
   
 この文書をお読みの方、特に若い方々におかれては、1日でも1秒でも早くiDeCo&つみたてNISAに加入し、長期複利投資を始めていただきたい。
 
 「デコ&つみたてNISA使い、ンデックスファンドを、ット証券で運用する」 =
 「イイネで資産を形成しよう!」です。
 
 最後に私の保有する3大ファンドのパフォーマンスを参考までにご紹介する。
 (2018年、基準価格10、000円でスタート、2022年12月時点)
 日経225        約13、000円(年平均利回り 6パーセント)
 米国S&P5500    約19,000円(    〃   18パーセント)
 MSCI全世界      約17,000円(    〃   14パーセント)