2023/1/19
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資産形成入門 4 |
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資産形成の二本柱貯蓄&投資 および 絶対にしてはならない投機について述べます。 1 「貯蓄から投資へ」という言葉にケチつける気はないが、前述したようにこれだと金融機関の歌い文句と一緒になってしまう。私が推奨するのは、「貯蓄 プラス 投資」だ。 2 「投資」と「投機」の違いについて、ぜひ学び認識してほしい。 3 貯蓄の定義 = 元本が保証されているもの 一 預貯金は原則元本保証である。例外として銀行が倒産した場合、1000万円を超える部分については、倒産時の残余財産の状況に応じて減額される。そしてこれが発動されたのはわが国においてはただ一度、日本振興銀行の倒産時のみである。 ちなみにこの会社、日銀出身の金融屋であり、竹中平蔵の子分だった木村剛が創設したものである。 既存の銀行業界に風穴を開けると豪語した結果が、史上初のペイオフ発動という極悪なこととなった。 ①東大卒&日銀出身ということで、口はうまいし、人をだますのもうまいが、しょせんは世間知らずの「口先三寸の詐欺野郎」である。 ②これで判るように、メディアで書いたり、しゃべったりしてるやつらは99パーセントは木村剛Bと思って間違いない。 ③同様に日銀出身者なるものの程度も知れているわけであり、間違っても総裁にしてはあならない(が、おそらく黒田さんの後任は木村剛Cたる日銀OBになり、再び暗い時代がくることであろう) 二 国債は全額元本保証である。今国債の残高が増えることに対し、国債暴落とか国債は紙くずになるとかを、まことしやかに言うアホがいる。コイツラは木村剛Bなので、コイツラの言うことは100パーセント無視してかまわない。 三 「外貨建て」とか、「変額」といった冠言葉のついていない、一般的な生命保険は元本保証である。 4 投資 = 以下の金融商品のみ 一 外貨預金 二 個別株式 三 株式投資信託 5 投機 = 貯蓄 & 投資 に含まれないものは全て投機 = ギャンブル である。 一 ギャンブルではあるが、合法的な金融商品である。言い換えれば、 ①競馬・ケイリン・競艇・オート = 合法ギャンブル ②闇カジノ・投資サギ = 違法ギャンブル ∴ 犯罪行為 二 代表的投機商品 ①外貨保険 ②仕組債 この二つは、富裕層たる高齢者向けに銀行が売り出し、大きな問題となった。 ③外国為替証拠金取引 ④暗号資産 この二つは、どちらかというと若者層が手っ取り早くお金を増やしたいということで、今でも人気であるが、しょせんギャンブルにす儀ない。 結論 1 元本保証である貯蓄は、必ず何割かは保有すべし。 2 その上で、投資の主力商品である株式投信、なかんづく人類と経済の成長、資本主義の象徴であるインデックスファンドを買うべし。 3 ギャンブルは、公営ギャンブルで十分であり金融ギャンブルには絶対に手を出してはならない。 (つづく) |
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