2023/2/16
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金融三悪にダマされるな! |
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今、そしてこれから資産形成を行う方におかれましては、以下の三悪はあ絶対に相手にしてはなりません。 1 金融機関は、自社(社員)の資産を運用するプロであって、顧客の資産を増やすプロに非ず。その証拠に、 一 日興証券の事件 SMBC日興証券が、相場操縦で摘発された事件について判決が出た。 ①この事件では、会社&社員の双方が起訴された。 ②罪を認めた会社&社員1人の判決が出て、有罪となった。 ③それ以外の社員は、罪を認めず、別裁判が進行しているが、間違いなく有罪となるだろう。 ④何故ならば、大口顧客の利益を増やすために、自己資金で特定株を大量に買い、株価を吊り上げたからだ。 ⑤証券会社が自己資金で株を買うことは違法ではない。しかし当然ながそれは株式市場におけるルール(特定の株主に有利なことはしない)を守った上でのことであり、上記のようなことは許されないことだ。 二 仕組債 大手金融機関の子会社である運用会社が組成し、本来機関投資家向けに販売していたこの商品、低金利で利ザヤ収入減少にあえいでいた銀行が一般国民あてに売り出した。 さらには、地銀が高齢富裕層相手に売り、暴利をむさぼった。 ついには金融庁が是正・指導にのりだした。 この二つは代表的な例であり、他にもたくさんある。要するに金融機関というのは、自分の利益以外なにも考えていないのだ。 2 投資を名乗る投機 一 FX 二 暗号資産 これらについては、今までもふれてきたのであえて詳しくは述べない。 投機 = ギャンブル = 競馬や競輪と同じことなわけで、趣味の範囲で楽しむのならともかく、これを資産形成として行うなど、正気の沙汰ではない! 3 個別の業績&日々の値動きは、道端の石ころ 一 〇〇会社の業績?なものドーデもいい! 二 為替や平均株価の値動き?なもんどーでもええ! 新聞やテレビの経済報道においては、上記のことが毎日・毎時報道される。 資産形成における大原則は、「分散・積立・複利長期投資」であり、これらを基準とするならば、 一 分散 = 投資対象を分散する、すなわち多くの会社に投資する、すなわち集合投資(投資信託)を買うということになる。ゆえに個別株ノー 二 投資信託を積立で買う、ゆえに日々の為替&平均株価ノー 三 複利長期で運用する、ゆえに日々の為替&平均株価ノー 以上、金融三悪に騙されず、正しい運用を行えば、資産はフツーに増えます! |
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