2023/3/31

お笑いテレ東に未来はあるか?

                <極悪商品外貨建て保険を宣伝する愚>
 
 3月30日のテレ東「マネーのあそび」で、外貨保険を宣伝していた。
 
1 生命保険という、いのちを対象とする金融商品を、「投資」と紹介するテレビ屋の頭の悪さと根性の悪さ。
2 何故、こういう特集をくんだかというと、昨年後半の円安で外貨保険を購入する顧客が増えたとのこと。
3 てなことを、保険ショップの若くて口のうまい店長が説明している。
4 外貨建て商品というのは、円高時に買って、円安時に売るのが原則なのに、円安時に買ってどうするの(笑)
5 円高になったらどうするのと聞いたら、店長いわく「そのままドルでもお持ちできます」、生命保険をドルで持っててどうすんだよアホ!
6 「為替ついては、タイもイングを見て」(店長)、あのよー、人が死ぬのは為替のタイミングとは関係ないんだよドアホ!
7 何故外貨商品が売れるかについて、キャスターのジイサンが偉そうに駄弁ってる。
  このジイサン、財務省出て選挙に出たが落選。その後テレビのキャスターやっていたが、NHKの女性アナがフリーになったら、そのせいで再び落選。
  まあ、ジイサンの略歴などどーでもいいが、売れる理由について、内外の金利差についてえらそーにだべっている。あのよー、なこと今時小学生でも知っているつーんだよジイサン。
 
 アホなインタビューや解説を長々と流したあげく、最後の5分間だけ某ファイナンシャルプランナーが解説した。
 「二つの理由で、私は外貨保険をお勧めしません。
  一つ目はコストの高さ。文書に記載しているコストに加え、正体不明なコストがあり、その額はバカにならない。
  二つ目は利回りの低さ。高金利につられがち(よく聞け、ジイサンキャスター)だが、為替手数料等を引けばせいぜい年利1~2パーセント程度しかない。」
 FPにもピンからキリまでおりますが、この菱田FP(某じゃなくなtった)は正真正銘のピンFPであります。
 
 なんてことない、30分かけてアホキャスター、アホテレビ屋、アホブンヤがしゃべったことは、わずか5分で完璧に論破されたわけです(笑)
 テレ東の名誉のために言えば、それでも反対意見を紹介しただけでもマシであります。
 テービーエスのサンデーゴーミング(通称サンゴ三)なんて、最初から最後までパヨクのジジババの独演会だからね、老人ホームのボケ自慢パーティーか!
 
 ま、いずれにしても、金融機関、保険ショップ、投資サギ集団の勧める商品にろくなものはないということを、再認識していただきたい。
 そして独立・中立のファイナンシャルプランナーこそが、貴方の依拠すべき最適のアドバイザーであることを、これまた再認識していただければ、幸いであります。