2023/5/9
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緩和は続く、何時までも! |
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<日銀植田新総裁インタビューより> 1 現状維持を、全員一致で決定 Q:今回の決定内容について? A:長短金利操作(通称YCCー長期金利が上がらないので、銀行業界がいやがる)のもとでの金融市場操作方針について、現状維持を全員一致で決めた。 資産買い入れ方針(日銀の資産が増えることを、頭の悪いコメント屋は批判する)についても、現状維持を全員一致で決めた。 2 インフレ目標継続 Q:物価が上振れて政策対応が後手に回るリスクはないか? A:引き締めが遅れて2%を超えるインフレ率が持続するリスクよりも、 拙速な引き締めで2%を実現できないリスクの方が大きい、と判断した。 3 金融緩和は効果あり Q:金融緩和は効果が無かったのか? A:政策、時期によって濃淡はあるが、効果はあったと思っている。 ただ、2%目標を達成するというところまでインフレ率を持ち上げるという意味では、十分な成功を収めていなかった。 4 金融緩和の継続が基本 Q:金融緩和の正常化を図る考えはあるか? A:基調的なインフレ率が安心して2%と言えるには、もう少し時間がかかりそうなので、現行の金融緩和を継続するのが基本。 5 賃金増加のなかでの物価上昇が必要 Q:賃金の上昇見通しをどう見るか? A:企業収益、雇用、賃金が増加する状態で物価が上がってゆくことが必要だ。 ポイント 一 財務省、日銀プロパー、銀行業界のポチである朝日をはじめとする頭のわるいブンヤの誘導質問にゆらがない、堂々たる回答である。 ①(日本国債をはじめとする)資産買い入れを継続する。 → 国債の大量発行による財政赤字論・国家破綻論を振りまきたい財務省にとっては、日銀が国債を買い入れることにより、その論理が通用しない、ザマアミロ。 ②金融緩和を継続する = 低金利を継続するということであり、 ア 自社商品(円)の価値(金利)を上げたい日銀プロパーにとっては、反対の政策である。 イ 金利上げにより住宅ローンや企業貸付で利ザヤを稼ぎ、銀座や六本木で豪遊したい銀行屋にとっては、反対の政策である。 結論 ①岸田総理の「資産所得倍増論」 ②植田総裁の金融緩和継続方針 ③W・バフェット氏の日本株買い増し&日本経済回復見通し等々 日本経済、日本株式には追い風が吹いている。今この時を逃すことは、今世紀最大のバーゲンセールを逃す、ということである。 日本、米国、世界に投資することにより、富を増やし、繁栄を築き、平和を導きましょう! |
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