2023/7/11

お笑い投資

 お笑い投資といっても、お笑い芸人を抱えているプロダクションに投資する、というわけではない。
 投資、すなわち金儲けの手段を①環境保護だのなんだのという、社会的な課題と結びつけるアホさ加減と、②そういう考えを利用して金を集める業者のワルさ加減が、まさに吉本新喜劇なみのお笑いだということだ。
 
1 真夏にスーツ&ネクタイかよ(笑)
 テレビの海外ニュースを見ていたら、キャスター&画面に映る政治家、共にスーツ姿だった。
 欧州は日本ほど蒸し暑くはないとはいえ、真夏の7月だよ。
 しかも欧州といえば、環境保護の先進国。その彼らが真夏にスーツ姿で平気な顔をしてるってことは、いかに冷房をガンガン効かせてるかって証拠だ。
 石炭や天然ガスをガンガン燃やした火力発電で、ガンガン冷房をつける、どんだけ二酸化炭素を生みだしてるってことですよ。
 要するに、欧州のいう地球温暖化反対なんていうのが、いかに欺瞞であるかの証明です。
 
2 真の目的は、日本自動車業界潰し
 世界の自動車業界では、トヨタがトップを走っている。
 ガソリン車でトヨタに勝てないとわかった欧州の自動車業界が電気自動車シフトだ。
 政界にバンバン金を出して、これからは電気自動車の時代だという流れを作り出した。
 さらには、マスコミやNPOにバンバン金を出し、ガソリン車中心のトヨタバッシングを続けてきた。
 これには前例がある。スキーの男子複合競技(ジャンプ&クロスカントリー)、荻原健司選手を始めとする日本選手がどんどん良い成績を出した。
 これに焦った本場欧州スキー界は、こともあろうにルールを変更し、日本選手に不利・欧州選手に有利なルールに変えてしまったのだ。
 公正だの、マナーだの全く関係なし、これが欧州の奴らの本質なのだ。
 
3 トヨタ、全個体電池開発
 そんななか、トヨタが全個体電池の開発に成功したと発表した。
 電気自動車を動かす従来のリチウムイオン電池よりも高性能なものであり、2027年に実用化することとなる。
 これが実現すれば今までの形成は大逆転、トヨタが世界一の電気自動車メーカーとなる。
 トヨタの業績は飛躍的に上がり、自動車業界を始めとする日本の輸出産業の業績もまた飛躍的に上がり、輸出産業を中心とする日本経済の業績もまた、飛躍的に上がることとなる。
 
4 お笑い投資止め、ホンモノの投資をしよう!
 一 欧州を中心とした偽善(金儲け&日本経済潰しを、環境保護にすり替える)に騙されず、
 二 間違っても社会課題と投資を結び付けるなどいうことをせず、
 三 真に社会や人類の発展に寄与するであろう企業に投資して果実を得る、
 四 得た果実を寄付したり、財団設立などで社会に還元する、
 これこそがホンモノの投資であります。