2023/10/1

安く良きもののみを買え!

 
1 日本株式、売買手数料ゼロの時代へ!
 ネット証券トップのSBI証券が、国内株式の売買手数料ゼロ円に踏み切った。負けずと第二位の楽天証券も追随、新たな時代に突入した。
 この種の動きに対し、他証券会社からは、「不当ダンピング」だとの声もでたらしいが、公正取引委員会はこれを却下した。両社にとって、これらの利益シェアはだいたい2割であり、他部門において適正な手数料を取っているならば、ダンピングにはあたらないとの見解だ。
 
2 投信はゼロに非ず
 証券会社は、個別国内株式以外に、外国株式、内外の債券、内外の投信も取り扱っている。両社の狙いは、個別国内株ゼロにより、新規の投資家を呼び込み、これらの商品を売り、利益を出そうということだ。
 
3 玉石混合の投信業界
 その最大の商品は言うまでもなく投資信託である。約6000本もの投信が乱立している。ところで6000本といってもその9割はアクティブファンドに代表されるクズファンドである。
 
4 安き、良きもののみが残る
 一 売買手数料ゼロにより、これからは業界の淘汰が始まる。ダンピングだのなんだのと泣き言ってる証券会社は、消えてなくなる。ザマアミロ!
 二 同様に、年1~3パーセントもの手数料を取ってるクズファンドも消えてゆく、と言いたいのだがことはそう簡単ではない。
 三 悪名高きファンドラップをはじめ、クズファンド、クズ口座、クズ業者は簡単に消えてはゆかない。
 
5 イイネで築こう巨万の資産
 一 頭の悪い投資家が、ワル金融機関に騙され、多額の手数料をむしり取られるのは、自己責任だから仕方がない、ほっとくだけだ。
 二 若く、未来のある投資家におかれてはぜひ賢い選択をしていただきたい。
 三 イ(iDeCoやつみたてNISAといった国の制度を使い)、イ(インデックスファンドを買い)、ネ(ネット証券で運用する)、このことに尽きる。
 
 頭の悪い老人に未来は無い。賢く前向きな若者こそが未来を拓くのだ。
 皆様の健闘と成功をお祈りいたします。