2023/10/10

前に進む者は栄え、過去に浸る者は滅ぶ!

 秋はスポーツの世界では、世界大会が花盛りの季節だ。
 男子バスケ、男子バレーはオリンピック出場権を獲得し、男子ラグビーは世界大会でグループリーグ敗退した。
 
1 前に進むバスケ&バレー
 一 世界大会に出るまでの道筋
 今回、バスケ&バレーが勝ち取ったのはオリンピック出場権、つまり世界大会に出る権利だ
 そしてそれはとてつもなく大変な事なのだ。世界200国から五輪に出られるのは、わずか12国、司法試験なみの難関を超えたことを素直に賞賛したい。そしてこのような厳しい世界で生きている競技こそ、価値があるのだ。
 
 二 世界で活躍する選手
 世界の舞台に出られた最大の理由、それは選手たちが世界で活躍しているからだ。
 バスケは、今回出場辞退した八村選手をはじめ5人、バレーも4人が海外チームでプレーしている。
 世界で闘い、世界の厳しさを知選手たちがいるからこそ、世界の扉を開けられたのだ。
 
 三 協会・リーグの統治能力
 バスケ協会はかつて老害ボケ集団と呼ばれていた。国内リーグが2分裂し、しかもなんの解決策も取らないことに激怒した国際バスケットボール連盟が、川淵三郎氏を担ぎ出し、わずか4か月でバスケ協会を刷新し成功した。
 バレー協会もまた、くるくる会長が変わる不安定状態だったが、川合俊一氏を会長にしたことにより、劇的に向上した。
 
2 過去に浸るラグビー
 一 予選無しで出場できる世界大会
 バスケやバレーが激烈な予選を経て本大会に出場できるのに対し、ラグビーは前回大会のベスト12国は予選無しで参加できる大甘な世界大会だ。
 日本もまたその恩恵にどっぷり浸かってるから、世界に出るということへの不安感、プレッシャーがさらさらない。
 
 二 国内リーグに安住する選手
ラグビー独特のルールにより、一定の条件をクリアすれば外国人でも代表になれる。
今回の日本代表も半分は外国出身・外国籍選手であり、そのこと自体はグローバル化・多様性という面でよろしいことだ。
 問題は日本人選手だ。彼らのうち1人でも2人でも海外のメジャーなリーグに参加していたら、真の意味での世界化といえるのだが、ゼロ、ゼロなのである。
 
 三 ボランティア役員&大甘メディア
 バスケやバレーが改革し、専任の会長のもと前に進んでいるのに対し、ラグビー協会は会社役員が片手間でやっている、いわばボランティア役員なのだ。
 さらにはこれらを取り巻くラグビーメディアがまた大甘であり、プラス面しか記事にしない。要するにラグビー界にはセルジオ越後がいない、ということだ。
 ちなみに、グループリーグ敗退後発行の某スポーツ雑誌の表紙見出し「誇り高き死闘」って、勝ったか負けたか判らんやん(笑)、アホか。
 
3 人類&世界の現実を知れば、資産は増える
 たかがスポーツ、されどスポーツだ。たった三つの競技団体でも、優勝劣敗が明らかになる。
 株式投資の世界では、日本市場だけで3000もの会社がひしめいている、とてもではないが、その中から優勝する銘柄を選ぶなどというのは至難の業だ。
 
 一 人類&世界発展の象徴たるインデックスファンド
 しかし悲観することはない。個別銘柄ではなく、集合銘柄(投資信託)を買えばいいのだ。
 
 二 机上の空論&業界の造ったおとぎ話たるアクティブファンド
 直前の練習試合で1勝5敗!という惨憺たる成績であったのにもかかわらず、優勝だのベスト8だのと寝言をほざいたマスゴミ。まさしくアホ学者、コメント屋が跳梁跋扈する投資の世界と同じであり、100パーセント無視するに限る。
 
 三 現実を知り、前に進む者は、永遠に栄える
 人類&世界の発展というまぎれもない現実を見れば、世界の株に投資するインデックスファンドこそが、貴方と世界の資産を増やす唯一の手段である。
 世界に出て、世界で闘い、世界の果実を手に入れましょう!