2023/12/8

賢人を信じ、前に進もう!

  日経新聞といえば、人間業界では「財務省のポチ(飼い犬)」、「日銀プロパー、銀行業界のポチ」と呼ばれるすっとこどっこい新聞だが、たまには良い記事も載せる(もっとも、インタビュー記事だから、回答者たる岩井克人東大名誉教授がマトモなだけだが)。
(「インフレ、新たな価値創造」 日経新聞12月6日「物価を考える」シリーズより)
 
Q(記者):日本は30年にわたり経済が停滞した、なぜか?
A(岩井教授):デフレだ。資本主義においてデフレは長期後退に導く最も確実な道だ。
コメント(私):デフレ&円高こそが資本主義・経済成長の敵であることを、これほど的確に表した言葉・学者は少ない。
 
A:インフレの役割を強調したのがケインズだ。
 ①アイデアのある人の多くはお金がない。
 ②そういう人に対し、、アイデアはないがお金がある人を結びつける、
 ③それが金融だ。
コメント:自働車や飛行機も、パソコンもスマホも、CTスキャンやコロナワクチンも ・ ・ ・ すべて①アイデア&②お金の融合によって生まれた。
 
A:
  ①デフレ(物価下落)ではお金の価値が上がので、無駄なタンス預金が増える。
  ②インフレの場合、借金が目減りしてゆくので、アイデアはあるがお金がない人は借金して投資がしやすくなる。
コメント:日銀プロパーのポチ(=デフレ&円高屋)である日経のアホ記者諸君。君たちの使うパソコンやスマホはデフレの時代には生まれなかったのだよ。
 
Q:歴史的な実例は?
A:
 ①資本主義はまさにインフレによって始まった。
 ②英国は17世紀緩やかなインフレが続いた。投資に必要なお金が借りやすくなった。資本主義が発展した。
 ③シェイクスピアが活躍したのもこの時代だ。彼が劇団を経営し作品を上演できたのもインフレのおかげだ。
コメント:シェイクスピアだけじゃない!ゴッホやベートーベンが芸術活動に専念できたのも、資本主義→インフレ→経済成長により、莫大な富が生まれ、その富が彼らのために無償で提供されたからなのだ。
 
Q:日本はなぜデフになったのか?
A:バブル退治の急速な財政金融の引き締めは、巨額の不良債権を生み出し、処理に手間取る中でデフレが進んだ。
コメント:岩井教授は遠慮して言葉を濁しているが、実態は三重野 ~ 白川まで続く日銀プロパーの総裁が、サル以下の金融政策を続けたことに尽きる。
 
 「犬は吠える、キャラバンは進む」という遊牧民のことわざがある。
 頭の悪い犬(左翼、財務省、日銀プロパー等)がギャンンギャン吠えようとも、人類・歴史(アベノミクス・クロダノミクス)は着実に前進する、ということだ。
 後継者たる岸田総理・植田総裁を支え、インフレ(円安)、株高、成長の道を力強く進みましょう!