2024/1/31

真の金融のプロとは

 2024年初頭、日経平均株価は36、000円を超えた。
 私は2022年の当欄において、6月末33、000円、12月末36、000円と予測したが、1年遅れで達成されたわけだ。
 自慢話をしたいわけではない。データを分析し、公式にあてはめれば小学生でもこの程度の予測はできる、ということだ。
 一方において、世間で「金融のプロ」と称される輩がいかにアホでワルで、しょーもない奴らであることを改めて提起したい。
 
1 ファンドマネージャー、研究員、販売社員等は、金融のプロに非ず。
 一 ファンドマネージャーとは金融商品を組成するしごとだが、例えばその代表であるアクティブファンドの勝率は、対インデックスファンドで3勝7敗である。
 つまり、この連中の選んだ銘柄の的中率は、ダーツの的に銘柄を配置しサルに矢を投げさせて当てた銘柄と同じ程度、つまりサル並みということだ。
 二 ナントカ研究所の研究員とか称する輩が、メディア(マスゴミ)に登場するが、コイツラの9割は「おとぎ話」の好きな「お花畑の住人」であり、寝言を高尚な言葉でしゃべり他人をダマすテクニックが上手いだけのことだ。
 三 金融機関の販売社員(売人)は、若く口の上手いヤツラが配置されている。某銀行に行って20代の女子社員に「資産担保証券」(本来、プロまたは法人しか買わないデリバティブ商品)を勧められた時は笑ったね。
 コイツラの目的はただ一つ、手数料の高いゴミ商品を売りつけてキャバクラやホストクラブに行く金を稼ぐ、これだけだ。
 
 以上整理するとこれらの輩は、「金融で社会の富を増やすプロ」ではなく、「金融業で手数料・原稿料・出演料を稼ぐプロ」ということで、100パーセント無視するに限る。
 
2 真の金融のプロ三人
 
 一 D・アトキンソン氏
 ①バブル崩壊直後の日本において、当時ゴールドマンサックスのアナリストだった氏は、「日本の銀行業界は三つに集約される」と予測した、都市銀行が10社以上あった時代のことである。
 多くの人間が笑い、批判したがそれから数年もたたないうちに集約はあ始まり、今まさに三大メガバンクの時代となった。
 ②また氏はアナリストとして個別企業の分析を行い、それに基づくアドバイスで顧客及び会社に多額の利益をもたらした。
 まさに、真の金融のプロである。
 
 二 ソニー生命元社員A氏
 ①A氏は学生時代から自己資金で投資を行い、成果をあげてきた。
 ②その後ソニー生命の海外法人に就職したが、直接資産運用する部門には配置されなかった。
 ③そんな中、ビットコインが暴落した。過去の経験から暴落は暴騰の前触れであることを知っているA氏は、会社のお金を流用し安値のビットコインに変えた。
 ④犯罪はバレ、氏は逮捕・馘首され裁判でも有罪となった。
 ⑤ビットコインは米国捜査当局とソニー生命が協力し解約・現金化されたわけだが、なんと相場上昇により、当初の額より大幅に増えていたのだ。ソニー生命は上昇益相当分を犯罪防止機関に寄付するとのことだ。
 
 犯罪者であるA氏を弁護す る気はさらさらないが、間違いなく言えることがある、A氏は金融のプロであるということだ。
 
 三 三人目、それは私だ。自慢話ではなく何故私が相場上昇を当てたかというと、
  ①アベノミクス・クロダノミクスにより、金融緩和が始まり、
  ②円安が進み、輸出企業の業績が改善し、株価が上昇した。
  ③これにより、雇用が増え、失業者が減り、経済的自死者が減った。
  ④これにより、消費が増え、企業業績が向上した。
  ⑤中国不動産バブルがはじけ、かの国に無駄に投資されていたお金が、真っ当な資本主義市場日本に流れた。
 
 以上、小学生でも判る理屈であります。 
 
3 結論
 投資の初心者&手持ちのお金が少ない方は、
 一 iDeCoやNISAを使い、
 二 人類&資本主義の進歩を買うインデックスファンドを、
 三 キャバクラやホストクラブに行くためのカモを探している窓口金融からではなく、ネット銀行やネット証券で買う。
 
 以上を実践するならば、毎日毎日寝てる間にお金が増え、黄金の未来があなたを待っています。