2024/2/27

「世界」で勝つ!

 日経平均株価が34年ぶりに高値を更新した、大変喜ばしいことだ。
 ところでこの34年間、英国は3倍、韓国は9倍、米国は14倍まで株価を増やしている。
 我が国は高値更新、つまりやっと原点(1.1倍)まで戻っただけであり、これからが本当のスタートだ、以下現状と未来について述べる、キーワードは「世界」だ。
 
1 世界に売る
 
 一 海外売り 上げ比率50パーセント以上
 今回高値更新のの原動力となったのは、時価総額ベスト10の企業だ。そしてこの10社には共通点がある、それは売り上げの50パーセント以上、つまり半分以上は海外・世界で売り上げているということである。 
 
 二 海外組が主力
  スポーツの世界でも日本は海外で活躍している。
  野球はWBCで優勝、サッカーはベスト16,男子バスケ、バレー、ハンドボールはパリオリンピック出場権を勝ち取った。この5チームには共通点がある、それは主力選手が海外で活躍しているということだ。
 本場で得た技術・精神を代表に持ち込んだこその栄冠なのだ。
 
2 世界が買う
 
 今回の高値更新の原動力は、日本の法人投資家&世界ファンドの爆買いだ。特に世界ファンドが目を付けたのは、前述した「世界で稼ぐ日本企業」である。
 我が国のマスゴミ&アホなコメント屋が、「日本ダメ論」をまき散らしている間、真っ当な企業・選手は着実に世界を見すえていたのだ。
 今回のことは世界から見たら至極当たり前のことなのである。
 
3 世界を買う
 企業・選手が世界で自らの技術・製品を売る一方、国内の個人投資家&若者投資家は着実に世界を買っている。
 我が国のマスゴミ&アホなコメント屋が、「日本ダメ論」をまき散らしている間、日本より圧倒的にパフォーマンスが良い米国&世界に投資して、資産を増やしているのだ。
 
4 結論
 
 一 日本株式会社は、長い暗いトンネルを出てようやく再スタート地点に立った。個人&若者投資家におかれては安心して日本株インデックスファンドに投資していただきたい。
 
 二 それに加えて、これから先人口が減っても、人口が増える世界で勝つために、企業も人もどんどん世界で勝負していただきたい。
 
 三 時価総額ベスト10&好調競技ベスト5に見られるように、世界で勝てば、世界が買うこととなるわけで、その果実は結局日本に戻ってくるのであります。