2024/3/19

サルは吠える、人類は進む!

 日経平均が4万円を超え、賃上げも4パーセントを超える水準で推移している。
 まさに、暗く長かった冬が終わり春の気配が見えつつあるなかで、それに水を差すようなアホが、いまだに文明社会日本に生息している。
 アホを徹底的に潰し、明るく輝く未来を展望したい。 
 
1 国債暴落を叫ぶアホ
 一  国の借金1000兆円!のウソ
 今、日本国債の発行残高は1000兆円を超え、対GDP比では世界最大となっている。
 「日本の借金は世界最大!」とか、「このままでは国債は暴落する」とかの妄言をふりまく輩がいる。
  二 国ではなく、政府の借金
 日本国債とは、国会の承認を得て財務省が発行する、「日本政府」の借金であって、「日本国」の借金ではない。
  三 借金(負債)の反対には、資産がある
 借金、すなわち負債の反対側には資産がある(貸借対照表)。これって簿記会計の基本知識であり、商業高校1年生なら誰でも知っているわけで、貸借対照表の半分しか見ていないアホどもは、彼ら彼女ら以下の知性というわけだ。
  四 日本国の純資産4000兆円!
 政府、国民、企業を合わせた「日本国」の正味資産は約4000兆円(2022年末・内閣府公表)である。
 具体的に言うと、
 総資産5000兆円 マイナス 負債1000兆円 イコール 純(正味)資産4000兆円、というわけだ。
 この時点において、いわゆる国債暴落論者は、商業高校の1年生以下どころか、上野動物園のチンパンジー以下であることが判明するわけだ。 
 
2 公的年金破綻を叫ぶアホ
  一 公的年金 = 社会保障 =賦課方式以外ありえない
 少子高齢化の進展により、公的年金の収支が厳しくなっていることは事実である。これをとらえて、年金の積立化とか民営化とかいう寝言をいうアホがいるが、有害無益な生物というほかない。
 公的年金は社会保障であり、社会保障とは、「不特定多数がお金をだし、不特定多数がお金を受け取る」システムなのだ。そして、それを管理できるのは、政府だけであり、当然ながら積み立て化だの、民営化だのかナンセンスであることは明らかだ。
  二 財源不足 → 税金がある
 今、国民年金財源の半分は税金である。今後年金収支が厳しくなtったら、この割合を増やせばいい、ただそれだけのことだ。税金が足らなくなったら?国債を発行すればいい。
  三 積立金200兆円!
 年金の積立金を運用するGPIFの資産残高は昨年末で約200兆円!これだけの資産があって、どうやって破綻できるのかね(笑)。
 
3 日本株暴落を叫ぶアホ
 今、日本株が歴史的上昇軌道にのる中で、暴落論を叫ぶアホがいる。
  ①K大教授O
  ②D大教授M
  ③元国会議員F 等々だ。 
 
4 サルは吠えても、人類は進む!
 
 一 人類の歴史は悲観論全敗の歴史
 これは、ライフネット生命の元会長で、現在立命館アジア太平洋大学学長である、出口治明氏の言葉であり、まさに名言というにふさわしい言葉だ。
 いいかえれば、前述のような妄言を吐く輩は人類でなく、サルがギャーギャーわめいていると同じということだ。
 そういえば、BSフジのニュース番組でガタイのデカいキャスターのオッサンとOが駄弁ってるのを見てたら、ゴリラとチンパンジーが檻の中でじゃれてるのかと思ったな。
 
 二 悲観論は無意味で有害だ
 同様のことを、外国人も言っている。3月11日付日経で、フィナンシャルタイムズコラムニストのJ・ケリー氏が述べている。 
  
 三 悲観論とセキュリティの違い
 よく間違えられるのが、この二つだ。
  ①悲観論:アホかワルが科学的根拠もなく、あるいはあったとしても1パーセントの部分を100パーセントであるかのように偽装する妄言。
  ②セキュリティ:可能性がたとえ1パーセントであっても、ほぼ確実に起こり、かつ人類の生命・生活に重大な被害をもたらすことに対する備え。
 
 四 人類の進歩を買うインデックスファンド
 ここまでくれば結論は明らかだ。未来に向け、人類の進歩に向け投資をする。そしてその対象は人類の進歩、資本主義の進歩を象徴する株式会社・株式市場をそのまま買うインデックスファンドを買う、それだけだ。
 日本、米国、世界のインデックスファンドを買い、自分、社会、国家、世界の未来を切り拓こうではありませんか。