2025/2/8
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フジテレ、日産、パナソニック |
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以下の見解は、私の独断と偏見に基づくものであり、元本保証や値上がり益を保障するものではない。投資は個人の自己責任で行われたし。 1 フジテレ株は買い フジについては、前回の続きだ。 一 お笑い記者会見 会見に並んだ5人のジイサン、一人を除いて全員70歳以上、老人ホームかw 二 ガバナンスゼロのゴミ会社 ①原因 ・ ・ ・ 事件そのものは、個人犯罪だが、そのことを放置してきたことが、最大の原因であり、 ②フォロー ・ ・ ・ さらには、その後のフォローも、およそ上場企業とは思えないお粗末さだ。 三 外国ファンドの攻勢 こんな醜態を見て約8パーセントの株を保有する外資系ファンドが動き出した。具体的には87歳のトップをはじめとする経営陣の交代だ。 四 株主総会目当ての買い これを受け、多くの個人投資家が買い出動した。6月の株主総会で議決権を行使するためだ。おかげで、ダメ会社の株価が高騰するという前代未聞の状況が生まれている。 五 割安株 それに加えて、前回述べたようにPBR0.5倍の割安株、買って損する可能性はほぼゼロという、今世紀最大のバーゲン株であり、フジテレ株は買いだ。 2 日産株は売り 一 合併協議打ち切るアホ取締役 ホンダと日産の経営統合という報道がなされたのが、2024年11月、わずか2ヶ月前のことだ。 統合の前提条件である日産のお合理化策について、ホンダが納得せず、子会社化を打ちだしたのに対し、日産のアホが拒否したことが打ち切りの原因だ。 二 地獄への道を進む日産 自力再生が無理だと判断したからホンダに泣きついてのに、子会社化がいやだなどという、下らないプライドで協議打ち切り、マジアホか? 三 日産に未来は無い 2023年、日産はゴーンの時代に休部した野球部の活動再開を決めた。実際その時点での業績は良かったから、まあ妥当な判断だ。 しかしその後業績は悪化し、2024秋には前述したように、事実上の身売り状態になった。当然ながら、野球部の復活など中止か延期にするというのが、まともな会社の経営者の判断だ。 ところが信じがたいことに、中止も延期もせず野球部は復活し、全世界で工場閉鎖や解雇が進む中、本家の日本では「さーいこう」「ドンマイ、ドンマイ」とか言って、真昼間から球遊びしている。究極のアホ会社であり、日産株は売って売って売りまくるべきである。 3 パナソニックは塩漬け 一 社名変更の愚 2008年、松下電器産業株式会社は、パナソニック株式会社に社名変更した。「創立90年の節目で」とか意味不明の理由によるものだ。 ①そもそも、50年とか100年ならともかく、90年なんて節目でもなんでもないし、②創業者の名前を冠し由緒ある社名を、③単なるサラリーマン社長が変えるなどと言うこと自体、アホな話しだ。 二 10年間で、ソニーは株価5倍、パナソニックは1,5倍 アベノミクス・クロダノミクスで、日本株は10年で5倍になった。 この間、、ソニー株は同様に5倍、一方パナソニック株は1.5倍だ。 三 今やテスラ&中国の下請け会社 この間ソニーは、ゲーム機、映画、音楽、半導体、カメラ、金融等々で果敢に挑戦し成果を上げてきた。 方やパナソニックはテスラへの電池供給、中国での荷電販売で利益をあげてきた要するにテスラと中国の下請けに成り下がったということだ。 四 パナソニックに未來はない。しかし松下幸之助氏の魂と、安定した配当があるかぎり、とりあえず会社が潰れる、ということはない。パナソニック株は塩漬けだ。 |
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