2025/5/1

株式市場は、ショーンKばかりだ!

 
1 ショーンKこと、ホラッチョ川上
  一 かつて、ショーンKというコメント屋がいた。フランスやアメリカの大学を出てMBA(経営学修士)を取得した経営コンサルタントというふれこみで、テレビのワイドショーで、もっともらしい寝言をほざいていた。
  二 ところがこの人物、学歴はすべてウソであり、一見ハーフっぽい風貌していたが、本当はホラッチョ川上という正真正銘の日本人だったのだ。
  三 笑っちまうのは、この人物の正体、地元熊本県の同級生レベルでは知れ渡っていたのにもかかわらず、FM東京やフジテレビは全然気が付かなかったことだ。
  四 フジなど、朝のワイドショーに出して、小倉とかなんとかいう頭の悪い司会屋が、政治や経済についてのコメントを求めていたのだよ。(笑)
  五 「ショーンさん、こんなに不正やウソがはびこったのでは困りませね?」とか、アホが聞いて、これに対しウソつき野郎が、もっともらしいコメントを駄弁ってたんのだから、まあフジのクズぶりはこの時点で始まってたってことだな。
 
2 メディアアーティスト(笑)の正体
  ところで、テレビのワイドショーなど、そもそもアホが作り、アホが見るどーでもいい世界だから、特段ウソがはぶこってもどーでもいい。
  しかし、経営や株式公開というウソがはびこってはいけない世界でも似たようなことがある。
 
  一 落合陽一という、自称メディアアーティストがいる。それに加え大学の教員や会社のCEOもしているらしい。
  二 この人物の経営するピクシーダストテクノロジーなる会社、2023年に米国NASDAQ市場の上場した、つまり株券を大量に売り莫大なお金をフトコロに入れたわけだ。
  三 ところが、2024年、わずか1年でNASDAQ市場を自主退出した。その理由が、「上場コストがかかる」というものだ。
  おいおい、株式を上場し維持するにはそれ相応のコストがかかるのは当然だし、にもかかわらず皆が上場を目指すのは、コストを補って余りあるほどのリターンがあるからだ。
  四 上場し莫大なリターンをフトコロに入れ(既存株主&会社)ていながら、1年で退出ということは、新規投資家の持つ株券はほぼ紙屑同然ということだ。アメリカ国民たる大多数の投資家はサギにあったようなものであり、トランプが何故怒って喚き散らさないのか、不思議だね。
 
3 ホラッチョ川上ばかり
 落合陽一が経済界におけるホラッチョ川上であることは、多くの方が賛同されるであろう。
 ところで、この世界には第三、第四のホラッチョがウロウロしている。
 一 アーリーワークスという会社がある。ピクシー同様、NASDAQ市場に上場したが、その前段において、①半分の既存株主には米国市場で株券を売る権利を与えながら、②残り半分の株主には与えない、つまりNASDAQ上場の利益は得られなかったこととなる。(訴訟準備中とのこと)
 二 オルツという、こちらは東証グロース市場に上場している会社がある。上場に際し、監査法人、受託証券会社、東京証券取引所の厳しい審査を受けた(はず)。
 ところがこの会社、売り上げの大半が架空であり、重大な粉飾決算をしているとの指摘が」hがいり、現在同社の指名した第三者委員会による調査が始まっている。
 
4 個人投資家の選ぶ道
  個人投資家、特に若者、初心者、資金の少ない方は、絶対に個別株に投資してはならない。
  イデコやNISAが発展したおけげで、こういった方々にも個別株投資を勧める誘いがあるが、絶対にだまされてはいけない。
  世界最高、人類最高の投資家たるW・バフェット氏がこうおっしゃている。
 「資産の10パーセントは国債、90パーセントはインデックスファンドに投資しなさい」  
 
5 参照
 以上の文章については、YouTube「田端大学」「NewsPicks」の」配信を参考とさせていただきました。御礼を申し上げます。